Actualités japonaises: 「認知症基本法」1日施行医療と社会両面で取り組み進むか注目

「認知にんち症しょう基本きほん法ほう」1日にち施行しこう医療いりょうと社会しゃかい両面りょうめんで取り組とりくみ進すすむか注目ちゅうもく

Jan 1, 2024 04:01

Furigana

認知にんち症しょうの人ひとが安心あんしんして暮くらせるための国くにや自治体じちたいの取り組とりくみを定さだめた「認知にんち症しょう基本きほん法ほう」が1日にち、施行しこうされました。認知にんち症しょうをめぐっては、原因げんいんの1つ、アルツハイマー病びょうの新あたらしい治療ちりょう薬やくもことしから本格ほんかく的てきに投与とうよが始はじまる予定よていで、今後こんご、医療いりょうと社会しゃかいの両面りょうめんで取り組とりくみを進すすめることができるか注目ちゅうもくされます。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、国内こくないの認知にんち症しょうの人ひとは年々ねんねん増ふえていて、団塊だんかいの世代せだいがすべて75歳さい以上いじょうとなる来年らいねん・2025年ねんにはおよそ700万まん人にん、高齢こうれい者しゃのおよそ5人にんに1人にんが認知にんち症しょうになると予測よそくされています。

1日にち施行しこうされた「認知にんち症しょう基本きほん法ほう」は、認知にんち症しょうの人ひとが尊厳そんげんと希望きぼうを持もって暮くらせるよう取り組とりくみを進すすめることを目指めざしています。

具体ぐたい的てきには、認知にんち症しょうの人ひとが安心あんしんして暮くらせるように、国民こくみんに認知にんち症しょうについての理解りかいを促うながす啓発けいはつを行おこなうことや、認知にんち症しょうの人ひとが、社会しゃかい参加さんかできる機会きかいの確保かくほ、それに医療いりょうや福祉ふくしサービスの提供ていきょう体制たいせいの整備せいびなどを進すすめることにしています。

また、法律ほうりつで規定きていされている総理そうり大臣だいじんが本部ほんぶ長ちょうの認知にんち症しょう施策しさく推進すいしん本部ほんぶを今月こんげつ中ちゅうにも発足ほっそくさせ、認知にんち症しょうの本人ほんにんやその家族かぞくなどに意見いけんを聞きき、取り組とりくみを進すすめるための基本きほん計画けいかくを作つくることにしています。

認知にんち症しょうをめぐっては、原因げんいんの1つ、アルツハイマー病びょうの新あたらしい治療ちりょう薬やくもことしから本格ほんかく的てきに投与とうよが始はじまる予定よていで、今後こんご、医療いりょうと社会しゃかいの両面りょうめんで取り組とりくみを着実ちゃくじつに進すすめていくことができるか、注目ちゅうもくされます。