大リーグ、ドジャースの
大谷翔平選手が
ダイヤモンドバックス
戦に
出場し、9
回に
勝ち越しの12
号スリーランホームランを
打つなど3
安打4
打点の
活躍を
見せ、チームは
打ち合いを
制しました。
大联盟,道奇队的大谷翔平在对阵响尾蛇的比赛中出场,第九局打出了超前的本赛季第12支三分本垒打,单场贡献3支安打和4分打点,帮助球队赢得了打击大战。
先発した
佐々木朗希投手は5
回途中5
失点でマウンドを
降り、2
勝目はなりませんでした。
首发的佐佐木朗希投手在投到第五局途中失掉5分后退场,未能取得第二胜。
前の試合でソロホームランを打った大谷選手は9日、相手の本拠地、アリゾナ州フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に1番・指名打者で先発出場しました。
在上一场比赛中击出全垒打的大谷选手,9日在对方主场亚利桑那州菲尼克斯举行的与响尾蛇队的比赛中,以第一棒指定打击身份首发出场。
1回、プレーボール直後の第1打席に高めの変化球を捉えてセンターのフェンスを直撃するツーベースを打ち、連続試合ヒットを「7」に伸ばしました。
在第一次打席刚开球后,他抓住了高位的变化球,打出了一记直击中外野围栏的二垒安打,将连续安打场次延长到了“7”。
続く2番・ベッツ選手のヒットで三塁まで進んだ大谷選手は、1アウトとなってから4番・フリーマン選手の犠牲フライで先制のホームを踏みました。
在接下来第二棒贝茨选手的安打下,大谷选手推进到了三垒,随后在一出局后,凭借第四棒弗里曼选手的高飞牺牲打,率先踏上本垒得分。
1回ウラ、日米を通じて初めて中5日で先発マウンドに上がった佐々木投手が、ダイヤモンドバックスの強力打線にツーランを含む2本のホームランを打たれて、1対3と逆転されました。
佐佐木投手首次在日美两地以中5天休息后登上先发投手丘,被响尾蛇队强力打线击出包含两分本垒打在内的两支本垒打,球队以1比3被逆转。
ドジャース打線は2回、ソロホームランで2対3と追い上げ、2アウト一塁の場面で大谷選手に第2打席が回りました。
道奇队在第二局通过一支阳春本垒打将比分追至2比3,在两出局一垒有人的情况下,轮到大谷选手的第二次打席。
インコース高めの速球を捉え、今度は左中間を破る2打席連続のツーベースがタイムリーとなって同点に追いつきました。
他精准击中了内角高球,这一次打出了连续第二个左中间方向的二垒安打,成为及时一击,将比分追平。
ドジャースは3回に一挙5点を奪って8対3とリードしますが、佐々木投手は4回に1点を失い、5回の先頭バッターにフォアボールを出したところでマウンドを降りました。
道奇队在第三局一举拿下5分,以8比3领先,但佐佐木投手在第四局失掉1分,并在第五局让首位打者获得四坏球后退场。
ドジャースはこの回、2人目のバンダ投手が満塁ホームランを打たれて8対8の同点に追いつかれ、佐々木投手は5回途中を投げて5失点、ヒット5本を打たれて奪三振はなく、フォアボール2つにデッドボール1つの内容でした。
道奇队在这一局中,第二位上场的投手班达被打出满垒本垒打,比分被追成8比8平。佐佐木投手投到五局途中失掉5分,被打出5支安打,没有三振,投出2个四坏球和1个触身球。
ドジャースは8対11でリードされた9回に先頭バッターから4者連続のヒットで同点に追いつき、その後1アウト一塁二塁で大谷選手に打席が回ってきました。
道奇队在第九局以8比11落后的情况下,从首位打者开始连续四人安打追平比分,随后在一出局一二垒有人的情况下,轮到大谷选手上场打击。
インコース低めのスプリットを豪快に振り抜き、右中間へ2試合連続となる今シーズン12号のスリーランホームランを打って、一気に3点を勝ち越しました。
他用力挥棒打中了内角低位的分球,将本赛季第12号连续两场的三分本垒打轰向右中间,一举将比分反超了3分。
そのウラ、ドジャースは抑えのスコット投手が無失点に抑えて14対11で競り勝ち、両チーム合わせて7本のホームランが出る打ち合いを制しました。
在那之后,道奇队的终结者斯科特投手成功零封对手,以14比11险胜,双方共击出了7支本垒打,道奇队赢得了这场激烈的打击大战。
大谷選手は6打数3安打4打点の活躍で打率を3割4厘まで上げ、この時点でホームランの数は両リーグを通じてトップに並びました。
大谷选手在6次打击中击出3支安打、贡献4分打点,将打击率提升到3成0分4厘。截至这一时点,他的本垒打数量在两大联盟中并列第一。
佐々木投手には勝ち負けはつかず、防御率は4。
72となりました。
ホームランの飛距離129。
8
メートル大谷選手は、かわったばかりのダイヤモンドバックスの右のサイドスロー、トンプソン投手が投げたインコース低めのスプリットを捉えると、確信したように両手をベンチに向かって大きくあげ、ゆっくりとベースを回りました。
8米高的大谷选手,面对刚换上场的响尾蛇队右侧投手汤普森投出的内角低位指叉球,精准击球后,自信满满地双手高举朝向替补席,缓缓绕过垒包。
ホームランの打球速度は181。
8
キロ、
飛距離は129。
8
メートルで、
ベンチに
戻ると
恒例のひまわりの
種をかけられる「シードシャワー」で
迎えられました。
在8米处,他回到长椅时,受到了惯例的“向日葵种子雨”的欢迎。
9回に3点差を追いついてからの勝ち越しスリーランという劇的な展開のホームランに、ドジャースの公式SNSも動画付きで「あなたは非現実的だ」と投稿し、大谷選手をたたえました。
在第九局追回3分差距后,大谷选手击出了反超的三分本垒打,这一戏剧性的场面让道奇队的官方社交媒体也附上视频发文称:“你简直不真实”,并称赞了大谷选手。
大谷翔平「チームに諦めない気持ち出てくる」
大谷選手はサイドスローの相手投手について「動き的にも珍しいというか、独特ですばらしい投手なのでなんとかコンタクトすることだけを考えていた」と振り返りました。
大谷翔平表示:“球队展现出了不放弃的精神。”关于对方的侧投投手,大谷选手回顾道:“他的投球动作很少见,也很独特,是一位非常出色的投手,所以我只想着无论如何要击球。”
そのうえで「最後まで粘り強く、みんなが諦めずにうしろのバッターにつないで、最後はああいう形で自分が決めたが、それまでの追いついていく過程が重要だった。
在此基础上,“大家都坚持到了最后,没有人放弃,把机会传递给后面的打者,最后虽然是我以那样的方式决定了胜负,但在那之前一步步追赶上去的过程才是最重要的。”
こういう
攻撃が
できると、
チームに
最後まで
諦めない
気持ちも
出てくる
し、
相手にとっても
驚異的ではないかと
思うので
本当にすばらしい
最終回だった」と
話し、
劇的な
展開でつかんだ
勝利を
喜んでいました。
如果能够进行这样的进攻,球队也会产生坚持到最后不放弃的信念,对对手来说也会是极大的威胁,所以我认为这真的是非常精彩的最后一局,他这样说道,并为以戏剧性的展开赢得胜利而感到高兴。
【一問一答】
【アメリカメディア】
大谷選手は試合後、報道陣の取材に応じました。
【一问一答】【美国媒体】大谷选手在比赛后接受了媒体采访。
Q。
あのスイングは
何をねらっていた?
A。
本当に、なんていうんですかね、
特に球種を
絞らずに
甘い球が
来たら
振ろうと
思っていたので。
真的,说起来呢,我并没有特别锁定某种球种,只是想着如果来了一个甜球就挥棒。
最終的にああいう
形に、いい
形で
上がってくれて、ホームランになってよかったなと
思います。
最终能以那样的方式、以很好的状态打出来,变成全垒打,我觉得很高兴。
Q。
大事な
チャンスの
場面で
結果を
残せる心構えは。
A。
特別なことはしてないです、
コンタクトすることだけ
最後は
考えていきましたし、
本当に同点に
なるまでの
過程が、9
回は
見ていてすごかったなと
思います。
我并没有做什么特别的事情,最后只是想着要去接触球,而且真的在追平比分的过程中,第九局的表现让我觉得非常了不起。
Q。
試合全体を
振り返って
どう思うか。
A。
そう何回もあるような
試合展開ではもちろんないかなと
思います
し。
こっちが
最初多く
点をとって、
向こうが
追いつく展開も
熱かったです
し、
最後ああやってこっちが
勝ち越して、
逆転して
抑える展開も
また熱かったので、
本当にすばらしい
ゲームだったなと
思います。
一开始我们这边得了很多分,对方后来追上来的过程也很精彩,最后我们反超并守住领先的过程也同样让人热血沸腾,真的觉得这是一场非常精彩的比赛。
【日本メディア】
Q。
打った
瞬間の
気持ちは。
A。
まあ率直にうれ
しかったですし、
本当にホームランに
なるだろうなっていう
当たりだったので、
確信を
持ってそう言える打球だったなと
思います。
说实话我真的很高兴,而且那一击我确信会成为本垒打,所以我能自信地说那确实是一记本垒打的打球。
Q。
9
回につないできて
最後に
決めるという
気分は。
A。
んー、
本当に同点までが、
難しいというか。
ああいう
場面、
最後は
僕が
決めましたけど、
同点までが
本当にあの9
回の
場面は、マンシーが
打ったのが
本当に。
在那种场面,最后虽然是我决定了胜负,但能追平比分,其实第九局那一刻,真正起到关键作用的是曼西的那一击。
それまでも
そうですけど、
あの一打がやっぱりまだまだいけるぞというか、あの
場面でタイ
ゲームに
なるこっちの
方が
勢いがあったのかなと
思います。
虽然之前也是这样,但那一击果然让我觉得我们还能继续下去,在那个场面能够追平比分,我觉得我们这边的气势更足。
Q。
日本時間ではあすが
母の
日だが、そういう
日にこういう
劇的なホームランを
打ったことについては。
在日本时间明天是母亲节,在这样的日子里打出如此戏剧性的本垒打,关于这件事……
A。
んー
まあ、
まだ母の
日ではないので、
無理やりつなげることはないですけど。
嗯——嘛,因为还不是母亲节,所以也没有必要硬要联系起来。
それはね、もちろん
感謝していれば
直接伝えますし、
はい。
那当然,如果我心怀感激的话,我会直接表达出来的,是的。
佐々木朗希「責任を感じている」
佐々木投手は大リーグ移籍後最多となる5失点を喫したピッチングを振りかえり、「まっすぐの強さがなかった。
佐佐木朗希表示“感到有责任”,他回顾了加盟大联盟后失分最多的5分的投球表现,说道:“直球没有力量。”
自分自身のピッチングが
なかなかよくない
中で、
打線に4
回までに8
点とってもらって、
あのまま
勝たないといけない
試合を、
僕がフォア
ボールで
きっかけを
作ってしまった。
在自己投球状态不太好的情况下,打线在前四局就帮我拿下了8分,本来是必须要赢下来的比赛,却因为我投出了四坏球,给了对手机会。
本当に責任を
感じている」と
反省していました。
佐々木投手のこの試合のストレートの平均球速は152。
5
キロと、
今シーズンの
平均より2キロほど
遅く、
特に序盤は150キロ
前後にとどまっていました。
比本赛季的平均速度慢了大约2公里,只有每小时150公里左右,尤其是在比赛初期。
佐々木投手にとってはプロ野球時代も含めてプロ入り後初の中5日で臨んだ登板で、「ブルペンに入るタイミングが中6日の時と変わらなかったので、調整自体にそこまで難しさは感じなかったし、パフォーマンスに影響した感じではない」と話し、ピッチングへの影響は否定したものの「試合前のブルペンからあまり強く投げられなかった。
对于佐佐木投手来说,这也是他进入职业棒球后,包括职业棒球时期在内,首次以中5日的间隔登板。他表示:“进入牛棚的时机和中6日的时候没有什么变化,所以在调整上并没有感觉到太大的困难,也没有觉得对表现有影响。”虽然否认了对投球的影响,但也提到“从比赛前的牛棚开始就没能投得很有力”。
調整の
問題だったのか
よくわからないが、
そのまま試合に
入ってしまった」とコンディションに
不安があったことを
明かしました。
我也不太清楚是不是调整的问题,但就那样直接进入了比赛,他透露自己对状态感到不安。
記者から球速が安定しない原因について聞かれると、「感じていること自体はいろいろあるが、明確にどれが理由かは今は言えない。
当记者问及球速不稳定的原因时,他表示:“我确实有一些自己的感觉,但现在还无法明确说出具体原因是哪一个。”
コーチなどに
いろいろ相談しながら
自分でも振り返ってみて、
また次に向けてやって
いくだけだ」と
話し、
本来の
持ち味で
ある160
キロを
超える球速を
取り戻すための
模索が
続いている
様子でした。
他表示:“我会一边和教练等人商量,一边自己反思,然后继续朝着下一个目标前进。”可以看出,他仍在不断摸索,努力找回自己本来的优势——球速超过160公里的投球。
Dバックス監督 バッテリーの配球悔やむ
ダイヤモンドバックスのロベーロ監督は、同地区のライバルを相手に9回に3点リードを守れず逆転を許した試合を振り返り、「フラストレーションがある。
D-backs主教练对电池的配球感到遗憾 响尾蛇队的洛贝罗主教练回顾了在与同区对手的比赛中,球队在第九局未能守住三分领先并被逆转的比赛,说道:“感到很沮丧。”
オブラートに
包む気はない。
勝たなければいけない
試合で、
腹が
立っている。
自分たちの
思いどおりに
試合を
運ぶ準備ができていたのに、
実行力で
上回られたことが
悔しい」と
感情をあらわにしました。
我们已经做好了按照自己的想法来掌控比赛的准备,但在执行力上却被对方超越,这让我感到非常懊悔。
試合を決めるスリーランを打った大谷選手には「彼は圧倒的な存在感を持つ選手で、試合を一瞬で変える力を持っている」と実力を認めながらも、「選手たちの頑張りを誇りに思うが、いくつかのミスがあった。
大谷选手打出了决定比赛胜负的三分本垒打,虽然承认“他是一位拥有压倒性存在感、能够瞬间改变比赛局势的选手”,但也表示“为球员们的努力感到自豪,不过还是出现了一些失误”。
大谷選手にはスプリットを
投げるべきではなかった。
球種としては3
番手のもので、
もっといい
選択をすべきだった」とバッテリーの
配球を
悔やみました。
作为球种来说这是第三选择,应该做出更好的选择——他对投捕的配球感到懊悔。
トンプソン投手はスプリットを投げたのは自身の判断だったと明かしたうえで、「どうすれば大谷選手にやられずに済むかを考えて、成功すると思った球を投げた。
汤普森投手表示,自己选择投掷分指球是出于本人的判断,“我思考了怎样才能不被大谷选手打中,然后投出了自己认为能够成功的球。”
あの瞬間はスプリットで
いくと
自信を
持って
投げたが、
ボールが
抜けてしまった。
もし戻れるなら、
私も
配球を
変えると
思う。
でも戻れない。
それが
勝負の
世界だ」と
肩を
落としていました。