大阪市内の
中学校の
男子生徒が
おととし自殺したのは、
部活内のいじめが
最大の
要因だったとする
報告書を、
市が
設置した
第三者委員会がまとめました。
大阪市一所初中男生前年的自杀,市政府设立的第三方委员会汇总的报告指出,社团活动中的欺凌是导致自杀的最大原因。
おととし8月、大阪市内の中学校に通っていた当時3年生の男子生徒が自殺し、大阪市は弁護士などで作る第三者委員会を設置して調査を進めてきました。
前年八月,曾就读于大阪市内一所中学的三年级男学生自杀,大阪市设立了由律师等组成的第三方委员会,持续进行调查。
12日、第三者委員会から報告書が提出され、市がその内容が公表しました。
12日,第三方委员会提交了报告书,市政府公布了其内容。
報告書では、男子生徒は1年生の時から亡くなるまでの間に合わせて45件のいじめ行為を受けたと認定していて、このうち所属していた水泳部では「お前もううっとうしいねん」と言われるなど、いわゆる「いじり」行為を受けていたことや複数の部員に無視されることなどがあったとしています。
报告书认定,该男生从一年级到去世期间共遭受了45起欺凌行为。其中,在他所属的游泳部里,有人对他说“你真让人讨厌”等,受到了所谓的“调侃”行为,还被多名部员无视等。
また、男子生徒は亡くなる直前、自分の参加を意図的に排除する形で大会の打ち上げが行われたことを知り「すべてが嫌になった。
此外,男生在去世前得知,庆功宴是在有意排除他参加的情况下举行的,他表示“对一切都感到厌倦”。
これ以上傷つきたくなかった。
ありがとう」
などという
文章を
残していたということで、
報告書では「
水泳部内のいじめが
最大の
要因で
あると
考える」と
結論づけています。
据报告称,他曾留下“谢谢你”等字句,报告书得出结论认为“游泳部内的欺凌是最大的原因”。
一方、学校側の対応については、部活動の現場で起きるいじめを把握する具体的な仕組みがなかったことなどに問題があったと厳しく指摘しています。
另一方面,报告严厉指出,学校方面存在诸如缺乏具体机制来掌握社团活动中发生的欺凌等问题。
大阪市教育委員会事務局 松田淳至総務部長は「お亡くなりになった生徒とご遺族に改めて深くおわび申し上げます。
大阪市教育委员会事务局总务部长松田淳至表示:“对于去世的学生及其遗属,我们再次深表歉意。”
報告書の
内容を
真摯(しんし)に
受け止め、
今後の
対応策を
検討してまいります」と
話しています。
第三者委部会長「『いじり』の多く いじめに該当の可能性」
第三者委員会の部会長を務める曽我智史弁護士は「いじめは、受けた当事者が心身の苦痛を感じることであることを考えると、『いじり』の多くがいじめに該当する可能性がある。
第三方委员会部长“‘玩笑’大多可能构成欺凌” 担任第三方委员会部长的律师曾我智史表示:“考虑到欺凌是指受害者感受到身心痛苦,很多‘玩笑’有可能构成欺凌。”
『いじり』を
笑いととらえる
地域文化的な
背景も
あるかもしれないが、『いじり』は
罪が
重いことを
皆さんに
伝えたい。
也许有些地区文化背景会把“捉弄”视为一种笑料,但我想告诉大家,“捉弄”其实罪责很重。
『いじり』は
どうしてだめなのか、
それぞれの
クラスで
話し合うなどの
対策も
必要ではないか」と
指摘しています。
“‘捉弄’为什么不行,是不是也有必要在每个班级进行讨论等对策呢?”有人这样指出。
亡くなった生徒の両親「教訓として幅広く活用されることを期待」
亡くなった男子生徒の両親は、NHKの取材に対し、代理人の弁護士を通じて「息子はいつも『みんなが笑顔になりますように』と願っていました。
去世学生的父母表示:“希望能作为教训被广泛利用。”去世男学生的父母通过代理律师接受NHK采访时表示:“儿子一直希望‘大家都能露出笑容’。”
誰に
でも優しく、
誰とでも
仲良くできる息子でした。
他是一个对谁都很温柔、能和任何人都相处融洽的儿子。
そんな息子が、いじめで
これほど
傷ついていたかと
思うと、
本当にやりきれない
気持ちになります。
想到自己的儿子因为欺凌而受到了如此深的伤害,真的让我感到非常无助和痛苦。
誰もが
笑顔で、
安心して
学校生活を
過ごして
欲しい。
そのために、
今回の
報告書が
教訓として
幅広く
活用されることを
期待します。
『
みんなが
笑顔になりますように』
息子の
願いが
いつか届くことを
願っています」
などという
コメントを
寄せました。
“希望大家都能露出笑容”,我也希望儿子的心愿有一天能够实现。