日本新闻: 藤井聡太四冠「王将戦」挑戦権獲得史上初10代「五冠」なるか

藤井ふじい聡さとし太たい四よん冠かん「王将おうしょう戦せん」挑戦ちょうせん権けん獲得かくとく史上しじょう初はつ10代だい「五ご冠かん」なるか

Nov 19, 2021 20:11

Furigana

将棋しょうぎの八はち大だいタイトルのうち、半分はんぶんを持もつ藤井ふじい聡さとし太たい四よん冠かん（19）が、来年らいねん1月つきから予定よていされている「王将おうしょう戦せん」の挑戦ちょうせん権けんを獲得かくとくしました。このタイトル戦せんに勝かつと、史上しじょう初はつとなる10代だいでの「五ご冠かん」達成たっせいとなり、注目ちゅうもくされます。

藤井ふじい四よん冠かんは先月せんげつから今月こんげつにかけて行おこなわれた、八大やひろタイトルの最高さいこう峰ほう「竜王りゅうおう戦せん」を制せいして、史上しじょう初はつとなる10代だいでの「四よん冠かん」を達成たっせいしました。

藤井ふじい四よん冠かんは19日にち、八大やひろタイトルの1つ「王将おうしょう戦せん」の挑戦ちょうせん者しゃを決きめるリーグ戦せんで、近藤こんどう誠まこと也七なな段だん（25）と対局たいきょくし午後ごご7時じ12分ふん、91手てまでで後手ごての近藤こんどう七なな段だんを投了とうりょうに追い込おいこみ無敗むはいのまま5連勝れんしょうしました。

この結果けっか、藤井ふじい四よん冠かんはリーグ戦せんでの最多さいた勝ち星かちぼしが決きまり「王将おうしょう戦せん」の挑戦ちょうせん権けんを獲得かくとく。

来年らいねん1月つきから開催かいさい予定よていの「王将おうしょう戦せん」で、タイトルホルダーの渡辺わたなべ明あきら三さん冠かん（37）と対局たいきょくすることになりました。

藤井ふじい四よん冠かんは「王将おうしょう戦せん」について「挑戦ちょうせんできて素直すなおにうれしい。渡辺わたなべ王将おうしょうは序盤じょばん・中盤ちゅうばんの戦略せんりゃくにすぐれ、1局きょくごとに深ふかい考かんがえを持もって指さされていると思おもうので、しっかり対応たいおうできるように頑張がんばりたい」と意気込いきごみを話はなしました。