日本新聞: 東京江戸川区コロナ支援住民税非課税世帯に10万円給付開始

東京とうきょう江戸川えどがわ区くコロナ支援しえん住民じゅうみん税ぜい非課税ひかぜい世帯せたいに10万まん円えん給付きゅうふ開始かいし

Dec 28, 2021 11:12

Furigana

東京とうきょう江戸川えどがわ区くは、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで生活せいかつに困窮こんきゅうする世帯せたいに対にたいする10万まん円えんの給付きゅうふを28日にちから区役所くやくしょの窓口まどぐちで始はじめました。

政府せいふは新型しんがたコロナの影響えいきょうで生活せいかつに困窮こんきゅうする世帯せたいを支援しえんするため住民じゅうみん税ぜいが非ひ課税かぜいの世帯せたいに1世帯せたい当あたり10万まん円えんの現金げんきん給付きゅうふを行おこなうことにしています。

多おおくの自治体じちたいでは年明としあけから振り込ふりこみを始はじめるということですが、江戸川えどがわ区くは年末ねんまつ年始ねんしに現金げんきんが必要ひつような世帯せたいもあるとして、希望きぼうする世帯せたいには28日にちから区役所くやくしょの窓口まどぐちで給付きゅうふしています。

受け取うけとるには事前じぜんの予約よやくが必要ひつようで、午前ごぜん中ちゅうはおよそ30人にんが窓口まどぐちを訪おとずれました。

このうち40代だいの男性だんせいは半年はんとし前まえに親おやの介護かいごで仕事しごとを辞やめ、非ひ正規せいきの仕事しごとを探さがしたものの現在げんざいも見みつかっておらず、公共こうきょう料金りょうきんの支払しはらいも滞とどこおっているということです。

男性だんせいは「さまざまな支払しはらいが滞とどこおっていて早はやく給付きゅうふを受うけたかった。新型しんがたコロナで今いままであった仕事しごとがなくなっているのでこうした支援しえんはありがたい」と話はなしていました。

江戸川えどがわ区く臨時りんじ特別とくべつ給付きゅうふ金きん非課税ひかぜい世帯せたい給付きゅうふ担当たんとう課かの坂本さかもと崇たかし一郎いちろう課長かちょうは「仕事しごとがないなど、生活せいかつに不安ふあんがある人ひとのためには一刻いっこくも早はやく給付きゅうふする必要ひつようがある。今後こんごもこうした人ひとたちの生活せいかつが成り立なりたつように支援しえんしていきたい」と話はなしています。