このクリニックの検査では陽性か陰性かに加えてデルタ株かどうか調べられるということですが、ほぼすべてがデルタ株ではないと判定されていて、クリニックではオミクロン株とみています。
院長は「正月明け、一気に陽性率が10%以上にまで上がり、さらに成人式などがあった3連休後の今週、発熱外来を訪れる人は1日35人から40人ほどになり、陽性率が30%以上になった日もある」としています。
院長は「発熱外来と分けて一般の内科、外科、救急も開けていますが発熱外来の対応に追われ一般外来の患者さんの予約を制限せざるを得ない。現状は発熱外来を何とか1人でも受け入れようと動いているが、本来の『地域のクリニック』としての役割、そちらに貢献できていないのが不本意な状態です。スタッフに疲弊も出てきていますし、マンパワーへの懸念が出始めている」と話しています。 一方、これまでに、新型コロナの感染が確認された人の症状は発熱やのどの痛みなどの症状が多いということです。 陽性と判定され自宅療養やホテル療養となった人に対しては薬を処方し、薬局から配達して届けているということです。 市丸院長は「正月などに集まることがあったせいか、1人の感染者に対する濃厚接触者が多い印象だ。接触を避けて静かに過ごす時期に入らざるを得ない状況に近づいていると感じる」と話していました。
「一般外来の予約を制限せざるを得ない」