日本新聞: 大谷翔平がキャンプ初のブルペン投球練習最速150キロ超も

大谷おおや翔しょう平へいがキャンプ初はつのブルペン投球とうきゅう練習れんしゅう最速さいそく150キロ超ちょうも

Feb 16, 2025 05:02 102

Furigana

大リーグだいり-ぐ、ドジャースのキャンプで大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅが初はじめてブルペンでの投球とうきゅう練習れんしゅうを行おこない、ストレートの球速きゅうそくは最速さいそくで150キロを超こえるなど、2シーズンぶりの投打とうだの二刀流にとうりゅう復活ふっかつに向むけて順調じゅんちょうな調整ちょうせいぶりを見みせていました。

おととし自身じしん2回かい目めとなる右みぎひじのじん帯じんたいの修復しゅうふく手術しゅじゅつを受うけ昨さくシーズンはリハビリを続つづけながらバッターに専念せんねんした大谷おおや選手せんしゅは、このオフ、ワールドシリーズで脱臼だっきゅうした左肩ひだりかたの手術しゅじゅつも受うけました。

2シーズンぶりに“投打とうだの二刀流にとうりゅう”の復活ふっかつを目指めざしてアリゾナ州しゅうで行おこなわれているキャンプに参加さんかしている大谷おおや選手せんしゅは4日にち目めの15日にち、初はじめてブルペンに入はいり、投球とうきゅう練習れんしゅうを行おこないました。

ロバーツ監督かんとくやゴームスゼネラルマネージャーなど球団きゅうだん幹部かんぶが見守みまもる中なか、キャッチャーのスミス選手せんしゅを相手あいてにストレートとツーシームをあわせて14球きゅうを投なげ、最後さいごの3球きゅうは高たかめのコースを意識いしきしている様子ようすでした。

大谷おおや選手せんしゅがブルペンでの練習れんしゅうを行おこなうのは去年きょねん9月つき21日にち以来いらいおよそ5か月かげつぶりで、途中とちゅう、計測けいそく機器ききのトラブルがあったものの、こまめに球速きゅうそくや回転かいてん数すうなどを確認かくにんしていました。

練習れんしゅうが終おわると大谷おおや選手せんしゅはスミス選手せんしゅと笑顔えがおでハグをしたりほかのピッチャーとグータッチをしたりしていました。

ロバーツ監督かんとくによりますと、この日ひのストレートは最速さいそくで150キロを超こえていたということで、投打とうだの二刀流にとうりゅう復活ふっかつに向むけて順調じゅんちょうな調整ちょうせいぶりを見みせていました。

大谷おおや選手せんしゅがピッチャーとして復帰ふっきするのは5月つき以降いこうになる見込みこみで、今後こんごもブルペンでの投球とうきゅう練習れんしゅうなどで状態じょうたいを確認かくにんしながら具体ぐたい的てきな復帰ふっきに向むけたスケジュールを決きめていく予定よていです。

この日ひのドジャースのキャンプには野手組のてくみが合流ごうりゅうし、キャンプがスタートして初はじめての週末しゅうまつだったということもあり、多おおくのファンが集あつまり、写真しゃしんを撮とったり歓声かんせいをあげたりしていました。

前日ぜんじつに実践じっせん的てきなピッチング練習れんしゅうで登板とうばんした山本やまもと由ゆかり伸しん投手とうしゅと、ブルペンでの投球とうきゅう練習れんしゅうを行おこなった佐々木ささき朗あきら希まれ投手とうしゅはこの日ひはキャッチボールなどで軽けいめの調整ちょうせいでした。

ロバーツ監督かんとく「パフォーマンスだけ見みればすばらしかった」

大谷おおや選手せんしゅの投球とうきゅう練習れんしゅうを見守みまもったロバーツ監督かんとくは「パフォーマンスだけを見みればすばらしかった。腕うでの振ふりがよく、球速きゅうそくもコントロールも本当ほんとうによかった。翔しょう平たいらはかなり満足まんぞくしていたと思おもうし、彼かれにとってポジティブな内容ないようだった」とキャンプで初はじめてブルペン入いりした大谷おおや選手せんしゅの投球とうきゅう内容ないようを高たかく評価ひょうかしました。

そしてピッチャーとしての復帰ふっきに向むけては「キャンプで彼かれがほかのピッチャーと全体ぜんたい練習れんしゅうに参加さんかし、ブルペンに入はいっているのを見みると、より現実味げんじつみが感かんじられる」としたうえで「東京とうきょうに行いく前まえに、バッターと対戦たいせんする姿すがたが見みられると思おもっている」と述のべ来月らいげつ、東京とうきょうで行おこなわれる開幕かいまくシリーズを前まえに、実践じっせん的てきな投球とうきゅう練習れんしゅうにも登板とうばんさせる考かんがえを示しめしました。