アメリカの
トランプ大統領は
関税措置をめぐる
日米交渉について「
合意に
非常に
近い」と
述べて、
進展しているという
認識を
示しました。
美国总统特朗普在谈及围绕关税措施的日美谈判时表示,“非常接近达成协议”,显示出谈判正在取得进展的看法。
一方、貿易赤字が大きい国や地域を対象にした「相互関税」を90日間停止している現在の措置について、停止期間を延長する可能性は低いとの考えを示したと、アメリカメディアのブルームバーグなどが伝えました。
另一方面,美国媒体彭博社等报道称,关于目前对贸易逆差较大的国家和地区实施的“相互关税”暂停90天的措施,有关方面表示,延长暂停期限的可能性较低。
日米両国の間では、トランプ政権の関税措置をめぐり先週、赤澤経済再生担当大臣がトランプ大統領との会談やベッセント財務長官らとの初めての閣僚交渉を行うなど、交渉が始まっています。
上周,围绕特朗普政府的关税措施,日美两国已经开始进行磋商,包括经济再生担当大臣赤泽与特朗普总统的会谈,以及与财政部长姆努钦等人的首次部长级磋商。
トランプ大統領は25日、ホワイトハウスで記者団に対し「私は日本と非常によい関係にある。
特朗普总统25日在白宫对记者表示:“我与日本的关系非常好。”
われわれは
合意に
非常に
近い」と
述べて、
交渉が
進展しているという
認識を
示しました。
ただ、合意に近いとする根拠や具体的な交渉の状況には触れませんでした。
但是,并没有提及接近达成协议的依据或具体的谈判情况。
関税措置をめぐる赤澤大臣とベッセント長官らとの2回目の閣僚交渉は、日本時間の来月1日にもワシントンで行われる見通しです。
关于关税措施,赤泽大臣与贝森特部长等人的第二轮部长级磋商预计将于日本时间下月1日在华盛顿举行。
相互関税の90日間停止措置 “延長の可能性低い”
そのトランプ大統領は、貿易赤字が大きい国や地域を対象にした「相互関税」を90日間停止している現在の措置について、停止期間を延長する可能性は低いとの考えを示したと、アメリカメディアのブルームバーグなどが伝えました。
相互关税的90天暂停措施“延长的可能性较低”,特朗普总统就目前针对贸易逆差较大的国家和地区实施的“相互关税”90天暂停措施表示,延长暂停期限的可能性较低,美国媒体彭博社等进行了报道。
トランプ政権は「相互関税」を今月9日に発動しましたが、協議を要請する国などには90日間、措置を停止し交渉が行われています。
特朗普政府于本月9日启动了“互征关税”,但对于要求协商的国家等,措施被暂停了90天,正在进行谈判。
25日、記者団から停止期間を延長する可能性について問われたトランプ大統領は「それはないだろう」と述べました。
25日,特朗普总统在被记者问及是否有可能延长暂停期间时表示:“那应该不会发生。”
この発言について、ブルームバーグは各国に対してアメリカとの貿易交渉を急ぐよう圧力を強めているという見方を伝えています。
彭博社报道称,这一言论被认为是在加大对各国施压,促使它们加快与美国的贸易谈判。
一方、停止の対象とはなっていない中国をめぐっては、中国側が見返りとして具体的な対応をとらないかぎり、あわせて145%の追加関税は引き下げないと明言したということです。
另一方面,关于未被列为停止对象的中国,据称美方明确表示,除非中方作为回报采取具体措施,否则总计145%的追加关税不会被下调。
そのうえで、中国には「経済を開放することを望んでいる」としながらも、関税措置をめぐる交渉で追求するかどうかはまだ分からないと述べるにとどめました。
在此基础上,虽然表示希望中国开放经济,但仅表示是否在关税措施谈判中追求这一点尚不确定。
トランプ大統領 “習主席から電話” 時期の明言は避ける
トランプ大統領はアメリカの雑誌「タイム」との22日のインタビューで、中国の習近平国家主席から「電話があった」と述べていたことが明らかになりましたが、25日に記者団から電話があったとする時期について問われると、具体的な言及は避けました。
特朗普总统“习近平主席来电” 避免明确说明时间 特朗普总统在22日接受美国《时代》杂志采访时透露,中国国家主席习近平“打过电话”。然而,当25日被记者问及来电的具体时间时,他没有做出具体说明。
タイム誌が25日に公表したインタビューの内容によりますと、トランプ大統領は中国の習近平国家主席から電話があったのか問われたのに対し、「彼から電話があった。
据《时代》杂志25日公布的采访内容,特朗普总统被问及是否接到了中国国家主席习近平的电话时表示:“他给我打过电话。”
それは
彼の
弱さの
表れだとは
思わない」と
述べました。
そして習主席が何を話したか問われ、「みんな取り引きをしたい」とだけ述べました。
当被问及习主席说了什么时,他只表示:“大家都想做交易。”
この内容についてトランプ大統領は25日、ホワイトハウスで記者団から関税措置を発表した後のやりとりなのか問われたのに対し「それについてはコメントしたくない」と述べ、具体的な言及は避けました。
关于此事,特朗普总统25日在白宫被记者问及是否在宣布关税措施后的交流时表示:“对此我不想发表评论”,并回避了具体说明。
“米通商代表部 10%の一律関税 撤廃など協議” ロイター通信
ロイター通信は25日、USTR=アメリカ通商代表部が、今月5日に発動され日本を含むすべての国や地域を対象にした10%の一律関税について、撤廃や関税率の引き下げも視野に日本やほかの国と継続的に協議を行っていると伝えました。
美国贸易代表办公室就“10%统一关税的撤销等问题进行协商”——路透社 路透社25日报道,美国贸易代表办公室(USTR)正在就本月5日开始实施、面向包括日本在内的所有国家和地区征收的10%统一关税,考虑撤销或降低关税税率,并与日本及其他国家持续进行协商。
そして、協議は実質的で技術的なものだとしたうえで「代替案について調整を進めるかどうかは最終的にはトランプ大統領が判断する」とするUSTRの報道官のコメントも紹介しています。
并且,在说明协商是实质性且技术性的基础上,还介绍了USTR发言人的评论:“是否推进替代方案的调整,最终将由特朗普总统做出判断。”