新型コロナウイルスの
影響が
長期化する
中、ことし4
月から6
月までの
日本企業の
業績は、
アメリカや
中国の
経済回復による
需要の
増加などで
追い風を
受けた
業種と
外出の
自粛などの
影響を
受けた
業種との
間で
二極化が
鮮明になっています。
トヨタ自動車が発表したことし4月から6月までのグループ全体の決算は、最終的な利益が前の年の同じ時期のおよそ5.6倍にあたる8978億円となり過去最高となりました。
ワクチン接種が進むなど経済が堅調に持ち直しているアメリカや中国では、車の需要が高まっていて、感染拡大前の水準を上回り回復が鮮明になっています。
ソニーグループもいわゆる「巣ごもり需要」で音楽配信の売り上げなどが好調だったことから、本業のもうけを示す営業利益は前の年の同じ時期より26%余り増加して2800億円となり、こちらもこの時期としては過去最高となりました。
最終的な利益も9%増えて2118億円に上っています。
このほか日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社もコロナ禍で自宅で使う商品の需要が拡大して船で運ぶ荷物が増え、運賃が高騰していることからいずれも最終的な利益がこの時期として過去最高となりました。
一方、たび重なる緊急事態宣言による外出自粛などで人の移動が大幅に減ったことで航空や鉄道、小売や外食などでは業績の落ち込みが続いています。
航空大手のANAホールディングスと日本航空のグループ全体の決算は、いずれも最終的な損益が500億円を超える赤字となりました。
JR東日本も鉄道の利用者の落ち込みが続いていることから、最終的な損益が769億円の赤字となっています。
このほか、デパート大手の三越伊勢丹ホールディングスは緊急事態宣言を受けた売り場の休業などの影響で最終的な損益が86億円の赤字になるなど、厳しい状況が続いています。
専門家「想定より景気回復が遅れている」
今回の
アンケート結果について、マクロ
経済に
詳しい「みずほリサーチ&テクノロジーズ」
調査部の
山本康雄さんは「
欧米先進国に
比べてワクチン
接種が
遅れたことが
企業の
景況感に
大きく
影響している。ことしに
入ってから
緊急事態宣言が
繰り返し
出されたことで、
当初の
企業の
想定より
景気回復が
遅れているのは
間違いないと
思う」と
指摘しています。
そして「アメリカや中国の景気回復に伴って輸出の比率が高い製造業は足元の景気が回復していると判断する企業が多いが、緊急事態宣言によって国内の個人消費が非常に弱いため、外食や旅行などのサービス業や小売業を中心に「横ばい」もしくは「やや後退」と判断しているのではないか」と分析しています。
また景気回復の見通しについては「ワクチンが普及して感染が収束すれば、消費活動が活発になり、ことし10月から11月ごろには景気回復が始まり回復本格化は来年1月から3月ごろになる可能性が高い」と予測しています。
そのうえで「変異ウイルスの感染拡大で経済活動の制限の解除に時間がかかれば、回復時期がさらに後ずれするおそれがある。飲食や旅行などの業界は金融支援によってすでに負債が膨らんでいる状況にあり、経済活動の回復が遅れれば倒産や廃業のリスクが高まってくると思う」と指摘しています。
回答企業(五十音順)
IHI、
旭化成、
アサヒグループホールディングス、
味の素、
イオン、
いすゞ自動車、
出光興産、
伊藤忠商事、
インターネットイニシアティブ、
AGC、
ANAホールディングス、
SGホールディングス、
ENEOSホールディングス、
王子ホールディングス、
花王、
鹿島建設、
川崎重工業、
キヤノン、
京セラ、
キリンホールディングス、
KDDI、
コマツ、
サイバーエージェント、
JFEホールディングス、
JTB、
J.フロント リテイリング、
資生堂、
清水建設、
シャープ、
商船三井、
すかいらーくホールディングス、
スズキ、
SUBARU、
住友化学、
住友金属鉱山、
住友商事、
西武ホールディングス、
Zホールディングス、
セブン&アイ・ホールディングス、
ゼンショーホールディングス、
ソニーグループ、
大和証券グループ本社、
武田薬品工業、
中部電力、
ツルハホールディングス、
ディー・エヌ・エー、
デンソー、
東海旅客鉄道、
東京海上ホールディングス、
東京ガス、
東京電力ホールディングス、
東芝、
東レ、
凸版印刷、
トヨタ自動車、
日産自動車、
日本製紙、
日本製鉄、
日本電気、
日本電信電話、
日本航空、
日本生命保険、
日本電産、
日本ユニシス、
任天堂、
野村ホールディングス、
博報堂、
パナソニック、
東日本旅客鉄道、
日立建機、
日立製作所、
ビックカメラ、
ファーストリテイリング、
ファミリーマート、
富士通、
富士フイルムホールディングス、
ブリヂストン、
マツダ、
マレリ、
みずほフィナンシャルグループ、
三井住友フィナンシャルグループ、
三井物産、
三井不動産、
三越伊勢丹ホールディングス、
三菱ケミカルホールディングス、
三菱自動車工業、
三菱重工業、
三菱商事、
三菱電機、
三菱UFJフィナンシャル・グループ、
村田製作所、
明治、
メルカリ、
モスフードサービス、
ヤマトホールディングス、
ヤマハ発動機、
ユニ・チャーム、
楽天グループ、
リクルートホールディングス、
ローソン
日本・インド首脳会談へ幅広い分野で協力強化確認したい考え
石破総理大臣は29日、インドのモディ首相との首脳会談に臨みます。世界で最も人口が多く、市場の拡大が見込まれるインドの活力を日本の成長に取り込みたいとして、安全保障や経済、人的交流など幅広い分野での協力強化を確認したい考えです。
N2
Source: NHK
307
Aug 29, 2025 05:08
石破首相とインドのモディ首相 半導体製造装置メーカー視察へ
石破総理大臣はインドのモディ首相と首脳会談を行い、経済や人的交流など幅広い分野での協力強化を確認しました。30日はそろって宮城県を訪れ、半導体製造装置メーカーの工場を視察する予定で、経済安全保障分野の連携を具体化する足がかりとしたい考えです。
N2
Source: NHK
265
Aug 30, 2025 05:08
ロシアによる大規模攻撃 キーウで子ども含む22人死亡
ウクライナの首都キーウでは28日、ロシアによる大規模な攻撃があり、子どもを含む少なくとも22人が死亡しました。キーウへの大規模攻撃は先月末以来で、ウクライナやヨーロッパ側は、ロシアが停戦などの交渉に応じる姿勢がないことのあらわれだとして非難を強めています。
N1
Source: NHK
101
Aug 29, 2025 06:08
長崎佐世保基地海自自衛官自殺国が心理的負荷認め和解成立
長崎県佐世保市の基地に所属する海上自衛隊の護衛艦で勤務していた当時20歳の自衛官が自殺したのは、上官のパワハラなどが原因だとして両親が国に賠償などを求めた裁判は、国側が自衛官に強い心理的な負荷をかけたことを認めることなどで和解が成立しました。
N2
Source: NHK
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Aug 29, 2025 12:08
「緊急避妊薬」医師の処方箋なくても薬局などで販売へ【Q&A】
意図しない妊娠を防ぐ「緊急避妊薬」について、厚生労働省の専門家会議は29日夜、医師の処方箋がなくても薬局などで薬を購入できるようにする方針を了承しました。店舗での対面販売に限られ、薬剤師からの説明を受けたうえで、その場で服用することを義務づけることにしています。
N2
Source: NHK
5
Aug 29, 2025 23:08
韓国“日本によい印象”割合 過去最高 日本と対照的 民間調査
日韓両国の民間団体が行った世論調査で、日本によい印象を持っていると答えた韓国人の割合が、調査開始以来、過去最高となりました。一方、韓国によくない印象を持っていると答えた日本人は半数を超え、調査した団体は、日本に厳しい姿勢を示してきたイ・ジェミョン(李在明)政権への不信感などによるものだと分析しています。
N2
Source: NHK
4
Aug 30, 2025 14:08