日本新聞: 青森院内殺人隠蔽事件文字特徴異なる同名義の診断書見つかる

青森あおもり院内いんない殺人さつじん隠蔽いんぺい事件じけん文字もじ特徴とくちょう異ことなる同どう名義めいぎの診断しんだん書しょ見みつかる

Feb 18, 2025 06:02 71

Furigana

青森あおもり県けん八戸はちのへ市しの病院びょういんで、院内いんないの殺人さつじん事件じけんを隠蔽いんぺいしようとしたとして、元もと院長いんちょうらが逮捕たいほされた事件じけんで、被害ひがい者しゃの死因しいんを「肺炎はいえん」としたうその診断しんだん書しょに記載きさいされた医師いしと同おなじ名義めいぎで、文字もじの特徴とくちょうが異ことなる診断しんだん書しょが複数ふくすう見みつかったことが捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいで分わかりました。

この医師いしは事件じけん当時とうじ認知にんち症しょうの疑うたがいで入院にゅういん中ちゅうで、意思いし疎通そつうが難むずかしい状態じょうたいだったということで、警察けいさつが実態じったいを調しらべています。

おととし3月つき、八戸はちのへ市しの「みちのく記念きねん病院びょういん」で男性だんせい患者かんじゃが別べつの患者かんじゃに殺害さつがいされた殺人さつじん事件じけんを隠蔽いんぺいしようとしたとして、元もと院長いんちょうで、運営うんえい法人ほうじんの理事りじ長ちょうの石山いしやま隆たかし容疑ようぎ者しゃ（61）と弟おとうとで、男性だんせい患者かんじゃと加害かがい者しゃの患者かんじゃ双方そうほうの主治医しゅじいだった石山いしやま哲あきら容疑ようぎ者しゃ（60）が犯人はんにん隠こも避の疑うたがいで逮捕たいほされました。

警察けいさつによりますと2人にんは容疑ようぎを否認ひにんしているということです。

殺害さつがいされた男性だんせい患者かんじゃの死亡しぼう診断しんだん書しょには、死因しいんが「肺炎はいえん」といううその記載きさいがあり、名義めいぎ人じんとなった医師いしと同おなじ名義めいぎの死亡しぼう診断しんだん書しょがほかにも見みつかっていますが、このうち字じの特徴とくちょうが異ことなるものが複数ふくすう含ふくまれていたことが、捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいで分わかりました。