気象庁は交通への影響に警戒するとともに、着雪に伴う停電や倒木、雪崩に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、日本付近は強い冬型の気圧配置となって上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に雪が降っています。
午前6時までの6時間に降った雪の量は
▽鳥取県大山で17センチ
▽札幌市郊外の小金湯で16センチ
▽岐阜県飛騨市河合と岡山県真庭市蒜山で14センチなどとなっているほか
▽滋賀県彦根市で5センチと平地でも雪が降っています。
午前6時の積雪は
▽青森県八甲田山系の酸ヶ湯で4メートル99センチと今シーズン最も多くなっているほか、
▽新潟県津南町で3メートル31センチなどと各地で積雪が増えています。
今後の見通し“東海 近畿 平地でも大雪おそれ”
今後の見通しです。
19日は北日本から西日本の日本海側を中心に雪が強まる見込みで東海や近畿ではふだん雪の少ない太平洋側の平地などでも大雪になるおそれがあります。
20日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、
▽東北と北陸、新潟県で70センチ
▽関東甲信で60センチ
▽岐阜県と近畿で50センチ
▽北海道と中国地方で40センチ
▽三重県で25センチと予想されています。
気象庁は大雪による交通への影響に警戒するとともに、着雪による停電や倒木、雪崩に注意するよう呼びかけています。
来週にかけ冬型続き 寒気も居座る
冬型の気圧配置は週明けにかけて続き、寒気も断続的に流れ込むため、積雪が増えるおそれがあります。
最新の気象や交通の情報を確認し状況によって予定の変更やルートの見直しを検討してください。
雪道で車を運転する際は、冬用タイヤを装着するとともにチェーンを用意して早めに装着することが大切です。
東北から沖縄・奄美では、来週前半にかけて平年よりも気温がかなり低くなるところが多い見込みです。
体調管理にも注意してください。