Actualités japonaises: 米探査機が近接通過実施へ、太陽から６１０万キロ　史上最接近

米探査機べいたんさきが近接通過実施きんせつつうかじっしへ、太陽たいようから６１０万まんキロ　史上最接近しじょうさいせっきん

Dec 27, 2024 07:12

Furigana

米航空宇宙局べいこうくううちゅうきょく（ＮＡＳＡ）の無人探査機むじんたんさき「パーカー・ソーラー・プローブ」は２４日にじゅうよっか、太陽たいようへの接近通過せっきんつうか（フライバイ）を行おこない、太陽表面たいようひょうめんから６１０万まんキロ以内いないに接近せっきんします。これは人類じんるいが太陽たいように最もっとも近ちかづく記録的きろくてきな飛行ひこうとなります。

ＮＡＳＡによると、探査機たんさきは時速じそく６９万まん２０００キロで飛行ひこうします。この速度そくどは米首都べいしゅとワシントンから東京とうきょうまで１分未満ぷんみまんで到着とうちゃくできるほどの速はやさだということです。ＮＡＳＡは１６日にち、ユーチューブで、この高速接近通過こうそくせっきんつうかによりパーカー・ソーラー・プローブは史上最速しじょうさいそくの人工物じんこうぶつになると発表はっぴょうしました。

２０１８年ねん８月がつ１２日にちに同探査機どうたんさきが打うち上あげられて以降いこう、このミッションは今回こんかいの歴史的れきしてきな節目ふしめに向むけて準備じゅんびを進すすめてきました。打うち上あげにはユージン・パーカー氏しも出席しゅっせき。同氏どうしは太陽研究分野たいようけんきゅうぶんやである太陽物理学たいようぶつりがくの先駆者せんくしゃとなった天体物理学者てんたいぶつりがくしゃで、探査機たんさきの名前なまえの由来ゆらいとなった人物じんぶつです。