米べい特使とくしがプーチン大統領だいとうりょうと会談かいだん 報道ほうどう官かん「停戦ていせんへ新あらたな一いち歩ほ」

ホワイトハウスのレビット報道ほうどう官かんは11日にちの記者きしゃ会見かいけんで、トランプ政権せいけんのウィトコフ特使とくしが訪問ほうもん先さきのロシアでプーチン大統領だいとうりょうと会談かいだんしたと明あきらかにした上うえで、「ロシアとウクライナの停戦ていせんと最終さいしゅう的てきな和平わへい合意ごういに向むけた交渉こうしょうプロセスの新あらたな一いち歩ほだ」と述のべて、重要じゅうよう性せいを強調きょうちょうしました。

会談かいだんの詳くわしい内容ないようは明あきらかにしませんでしたが、「トランプ大統領だいとうりょうは双方そうほうの当事者とうじしゃに非常ひじょうに不満ふまんを募つのらせていて、戦闘せんとうの終結しゅうけつを望のぞんでいる。

また、トランプ大統領だいとうりょうは11日にち、SNSへの投稿とうこうで、「ロシアは動き出うごきださなければならない。

ロシア ドミトリエフ大統領だいとうりょう特別とくべつ代表だいひょう「生産せいさん的てきな議論ぎろんだった」

ロシア大統領だいとうりょう府ふは、プーチン大統領だいとうりょうとアメリカのウィトコフ特使とくしとの会談かいだんが、11日にち、ロシア第だい2の都市とし、サンクトペテルブルクで行おこなわれたと発表はっぴょうしました。

ただ、ウクライナ情勢じょうせいが議題ぎだいだったとした以外いがいは、内容ないようを明あきらかにしていません。

ロシア国営こくえいのタス通信たすつうしんによりますと、会談かいだんは4時間じかん以上いじょう続つづいたということです。

また、タス通信たすつうしんは、プーチン政権せいけんでアメリカとの交渉こうしょう役やくを担になうドミトリエフ大統領だいとうりょう特別とくべつ代表だいひょうも11日にちにウィトコフ特使とくしと会談かいだんしたと伝つたえていて、ドミトリエフ氏しは「生産せいさん的てきな議論ぎろんだった」とSNSに投稿とうこうしました。

一方いっぽう、これに先せんだって、ロシア大統領だいとうりょう府ふのペスコフ報道ほうどう官かんは、今回こんかいの会談かいだん後ごにプーチン大統領だいとうりょうとトランプ大統領だいとうりょうとの電話でんわ会談かいだんが行おこなわれるか問とわれたのに対にたいし、「理論りろん的てきには可能かのうだ」と述のべていて、今後こんご、両りょう首脳しゅのうの電話でんわ会談かいだんが行おこなわれるかどうかも焦点しょうてんとなります。

各国かっこく ウクライナへ3兆ちょう4000億おく円えん超ちょうの新あらたな軍事ぐんじ支援しえん

ベルギーにあるNATO＝北大ほくだい西洋せいよう条約じょうやく機構きこうの本部ほんぶで11日にち、ウクライナへの支援しえんについて話し合はなしあう会合かいごうが開ひらかれ、各国かっこくは、あわせて210億おくユーロ、日本にっぽん円えんにして3兆ちょう4000億おく円えんを超こえる新あらたな軍事ぐんじ支援しえんを表明ひょうめいしました。

会合かいごうには、ヨーロッパを中心ちゅうしんにおよそ50か国かこくの国防こくぼう相しょうなどが参加さんかし、アメリカのヘグセス国防こくぼう長官ちょうかんやウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうもオンラインで加くわわりました。

新あらたな軍事ぐんじ支援しえんにはウクライナ側がわが強つよく求もとめている防空ぼうくうシステムやレーダー、無人むじん機きなどが含ふくまれるということです。

主催しゅさい国こくの1つ、ドイツのピストリウス国防こくぼう相しょうは会合かいごうのあとの記者きしゃ会見かいけんで、「ロシアがウクライナに対にたいして侵略しんりゃくを続つづけていることを考かんがえると、ウクライナの平和へいわはすぐには実現じつげんしないと認みとめざるをえない」と述のべ、ロシアが無む条件じょうけんでの停戦ていせんには応おうじない現状げんじょうを踏ふまえ、ウクライナへ全面ぜんめん的てきな支援しえんを続つづけることを強調きょうちょうしました。

また、ウクライナのウメロフ国防こくぼう相しょうは「支援しえんを提供ていきょうしてくれる各国かっこくに感謝かんしゃする。