遺伝子改変ブタの腎臓移植で130日間生活した女性
アメリカの病院が、遺伝子を変えた豚の腎臓を、病気の男性に移植しました。男性は、腎臓を取り出す手術を受けるまでの130日間、腎臓の病気の人が受ける透析の治療をしないで生活することができました。豚の腎臓を人に移植して130日間生きることができたのは、今までで一番長い記録です。病院によると、男性は腎臓の病気で、9年の間透析の治療を受けていました。手術の後、男性は11日で退院しました。病院の近くに住んで、毎日検査を受けていました。数か月間は問題がありませんでしたが、今月4日に腎臓を取り出しました。アメリカでは、9万人以上が腎臓の移植を待っています。豚のような動物の臓器を使うことができるようにする研究が進んでいます。