インド
政府は、
自動車メーカー、スズキの
経営者としてインド
市場にも
力を
入れ、
去年12
月に
死去した
鈴木修氏に
卓越した
貢献をたたえる
国家勲章を
授与すると
発表しました。
インド政府は25日、自動車メーカー、スズキを世界的な企業に育て上げたカリスマ経営者で、去年12月に94歳で死去した鈴木修氏にインドの国家勲章「パドマ・ビブシャン」を授与すると発表しました。
鈴木氏はインド市場にも力を入れ、子会社の「マルチ・スズキ」は乗用車で最大のおよそ4割のシェアを維持し、インドの自動車産業全体の発展や国民生活の向上にも貢献したことが高く評価されました。
インドでは、スズキは市民にとって身近な自動車メーカーで鈴木氏の功績も広く知られ、モディ首相もその死去の際には「インドに対する深い愛情を抱き、インドの自動車市場に革命を起こした。鈴木氏との数々の交流は私の大切な思い出であり、彼の現実的で謙虚な姿勢を深く尊敬してきた」と追悼しました。
インドの国家勲章「パドマ・ビブシャン」は、様々な分野で卓越した貢献をした人物に贈られるもので、2021年には安倍晋三元総理大臣にも贈られています。