げんもんボット

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Feb 4, 2025 07:02 1
Furigana
日本报纸

むかしあるところに「げんもん」という長者ちょうじゃがいた。その屋敷やしきにはたくさんの「ボット」がいていた。ボットとはカエルのことである。なのでこのカエルたちは「げんもんボット」とばれていた。

このボットたち毎日まいにちぜいたくな生活せいかつばかりしていたのでふとっており、さらにはらにはおおきなへそがついていた。村人むらびとは、あれはぜいたくなはらにもうひとつぜいたくなはら出来できたんだとっていた。

しかしある時源ときげんもん屋敷やしきつぶれてしまい、ボットたちものくなってこまってしまった。空腹くうふくいていると、むらから美味おいそうなにおいがしてきた。ボットたちはにおいのするかたってみると、村人むらびとさつまいもいてべていた。

ボットたち村人むらびといもをわけてもらうと、あっというべてしまった。 するといもべたボットたちをこきはじめた。そのがあまりにくさので、村人むらびとはどんぐりでボットたちしりせんをした。するとボットたちはらふくらみはじめ、とうとう噴射ふんしゃし、空高そらたかがった。

ボットたちくもうえにいた雷様らいさまに、したろしてほしいとたのんだ。すると雷様らいさまそのへそをよこせばろしてやるへそられたらいたのでボットたちくもうえまわったが、やがて雷様らいさまにへそをられてしまった。へそべた雷様らいさま太鼓たいこらしてあめらせ、ボットたちはそのあめつたってしたりた。

したりたボットたちは、へそくなったのでかるくなり、雷様らいさま感謝かんしゃした。それ以来いらい、ボットたちなまけているとまたおおきなへそ出来できおもい、一生懸命働いっしょうけんめいはたらくようになった。 そしてあめ雷様らいさま感謝かんしゃし「げんもんげんもん」とようになった。

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