Actualités japonaises: サバ漁獲量“来シーズン今の漁獲枠より7～8割程度減も”水産庁

サバ漁獲ぎょかく量りょう“来らいシーズン今いまの漁獲ぎょかく枠わくより7～8割わり程度ていど減げんも”水産庁すいさんちょう

Feb 5, 2025 16:02 1

Furigana

漁獲ぎょかく量りょうの減少げんしょう傾向けいこうが続つづくサバについて、水産庁すいさんちょうは、来らいシーズン、太平洋たいへいよう側がわで科学かがく的てきに許容きょようできる漁獲ぎょかく量りょうが今いまの漁獲ぎょかく枠わくより7割わりから8割わり程度ていど、少すくなくなるとしたシナリオを明あきらかにしました。今後こんご、漁業ぎょぎょう者しゃなどの意見いけんも踏ふまえ、来月らいげつにも実際じっさいの漁獲ぎょかく枠わくを決きめることにしています。

日本にっぽんでの「サバ類るい」の漁獲ぎょかく量りょうは、減少げんしょう傾向けいこうが続つづいていて、おととしの漁獲ぎょかく量りょうは、速報そくほう値ちで26万まんトン余あまりと、5年ねん前まえの半分はんぶん以下いかに落ち込おちこんでいます。

こうした中なかで、水産庁すいさんちょうは、5日にち漁業ぎょぎょう者しゃなどとの意見いけん交換こうかん会かいを開ひらき、ことし7月つきからの来らいシーズン、太平洋たいへいよう側がわで「マサバ」と「ゴマサバ」の科学かがく的てきに許容きょようできる漁獲ぎょかく量りょうについて、合あわせて6万まん8000トンとする案あんと、10万まん9000トンとする案あんの2つのシナリオを示しめしました。

実際じっさいの漁獲ぎょかく枠わくは、科学かがく的てきな許容きょよう量りょうを超こえない範囲はんいで決きめられますが、5日にち示しめされた許容きょよう量りょうは、35万まんトン余あまりに設定せっていされている今いまシーズンの漁獲ぎょかく枠わくと比くらべても7割わりから8割わり程度ていど、少すくなくなっています。