日本新聞: 自民総裁選衆議院の解散・総選挙の時期が論点の1つに

自民じみん総裁そうさい選せん衆議院しゅうぎいんの解散かいさん・総そう選挙せんきょの時期じきが論点ろんてんの1つに

Sep 16, 2024 06:09 0

Furigana

自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょは、衆議院しゅうぎいんの解散かいさん・総そう選挙せんきょの時期じきが論点ろんてんの1つとなっています。早期そうきの解散かいさんを主張しゅちょうする候補こうほ者しゃに対にたいし、解散かいさんの前まえに国会こっかい論戦ろんせんなどを通をつうじて新しん政権せいけんの方針ほうしんを示しめす必要ひつようがあるという指摘してきが出でていて引き続ひきつづき、活発かっぱつな議論ぎろんが行おこなわれる見通みとおしです。

自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょは、この3連休れんきゅうも立候補りっこうほした9人にんによる討論とうろん会かいなどで論戦ろんせんが行おこなわれていて、衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの残のこりの任期にんきが1年ねん余あまりとなる中なか、解散かいさん・総そう選挙せんきょの時期じきが論点ろんてんの1つとなっています。

NHKの「日曜にちよう討論とうろん」で小泉こいずみ進すすむ次郎じろう氏しは「できる限かぎり早期そうきに解散かいさんする。総裁そうさい選せんで政策せいさく論争ろんそうが行おこなわれており国民こくみんの判断はんだん材料ざいりょうは十分じゅうぶんある」と主張しゅちょうしました。

これに対にたいし、石破いしば元もと幹事かんじ長ちょうは「自民党じみんとうの都合つごうだけで勝手かってに決きめてはいけない。政治せいじ情勢じょうせいをあわせて考かんがえないと『今いますぐやります』という話はなしにはならない」と主張しゅちょうしました。

さらに、高市たかいち経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじん、小林こばやし鷹たか之の氏し、上川かみかわ外務がいむ大臣だいじん、加藤かとう元もと官房かんぼう長官ちょうかんは、解散かいさんをする前まえに国会こっかいでの論戦ろんせんなどを通をつうじて新しん政権せいけんの方針ほうしんを示しめす必要ひつようがあると指摘してきし、茂木もぎ幹事かんじ長ちょうは目めに見みえる成果せいかを出だすことが必要ひつようだと強調きょうちょうしました。

また、林はやし官房かんぼう長官ちょうかんは「解散かいさんは総理そうり大臣だいじんの大権たいけんでありあらかじめ『こうします』ということではない」と述のべ、河野こうのデジタル大臣だいじんも「時ときの総理そうり大臣だいじんの判断はんだんに尽つきる」と述のべました。

党内とうないには「新あらたな総裁そうさいが選出せんしゅつされ、支持しじ率りつが上あがれば、速すみやかに解散かいさんすることが望のぞましい」という意見いけんがある一方いっぽう、「来年らいねんの参議院さんぎいん選挙せんきょも見据みすえ、まずは政権せいけんの安定あんていを目指めざすべきだ」という声こえもあり、引き続ひきつづき、総裁そうさい選挙せんきょで活発かっぱつな議論ぎろんが行おこなわれる見通みとおしです。