千葉県警察本部は強盗傷害事件として捜査していますが、これまでに3人と見られる実行犯グループの1人を強盗傷害の疑いで逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかりました。
逮捕されたのは事件の翌日で、容疑者は20代の男の現役自衛官だということです。
これを受けて19日、警視庁に情報が提供され、千葉県警は「捜査で判明してすぐに提供した」としています。 警察は東京・狛江市の強盗殺人事件や関東で相次いだ一連の事件の関連について捜査しています。
大網白里市で買い取り専門のリサイクルショップを経営する内藤政行さん(76)は、今月12日の午後7時半ごろ、1人で店番をしていました。 防犯カメラにはその頃、男が相次いで店の中に押し入る様子が記録されています。 このあと、容疑者は突然、殴りかかってきて、「金庫はどこだ」などと脅してきたといいます。 内藤さんは頭を殴られるなどの暴行を受けてけがをしました。 内藤さんは「自分が襲われた事件と同じ犯人かはわかりませんが、狛江市の強盗殺人事件を知り、本当に驚きました。自分も殺されていたかもしれないと思うとぞっとします。一日でも早く犯人を捕まえて欲しい」と話しています。