現職と
新人の3
人による
争いとなった
山梨県知事選挙は、
無所属の
現職で
自民党と
公明党が
推薦した
長崎幸太郎氏(54)の2
回目の
当選を
果たしました。
長崎氏は東京都出身の54歳。
財務省を経て平成17年の衆議院選挙で初当選し、3期務めました。その後、前回・4年前の山梨県知事選挙に立候補し初当選しました。
選挙戦で長崎氏は、▽県内の交通網の整備や、▽小学校低学年の少人数学級の実現といった1期4年の実績をアピールしたほか、▽山梨県のブランド力を高めて経済成長を実現するなどと訴えました。
そして、自民党・公明党の支持層を固めたほか、いわゆる無党派層からも幅広く支持を集めました。
県選挙管理委員会によりますと、山梨県知事選挙の投票率は52.27%で、前回・4年前の57.93%を5.66ポイント下回りました。
長崎氏は、「山梨県に関心を寄せる県内外の関係者に参画してもらい、あらゆる可能性を追求し、山梨県をより豊かにしていく。後世にしっかりと認識されるように、今後の4年間、粉骨砕身、努力をしていきたい」と述べました。