Actualités japonaises: 徳川宗家 19代当主に代替わり東京港区増上寺で記念式典

徳川とくがわ宗家そうけ 19代だい当主とうしゅに代替だいがわり東京とうきょう港みなと区く増上寺ぞうじょうじで記念きねん式典しきてん

Jan 29, 2023 18:01 3

Furigana

徳川とくがわ家康いえやすの子孫しそんにあたる、徳川とくがわ宗家そうけの当主とうしゅがことし60年ねんぶりに交代こうたいし、29日にち、東京とうきょう・港みなと区くの増上寺ぞうじょうじで、記念きねん式典しきてんが行おこなわれました。

徳川とくがわ家康いえやすを初代しょだいとする徳川とくがわ宗家そうけでは、60年間ねんかんにわたって18代だい当主とうしゅを務つとめた徳川とくがわ恒孝つねたかさん（82）が高齢こうれいなどを理由りゆうに退しりぞき、1月つき1日にちから長男ちょうなんの家いえ広ひろさん（57）が19代だい当主とうしゅとなりました。

徳川とくがわ家かの菩提寺ぼだいじ、東京とうきょう・港みなと区くの増上寺ぞうじょうじでは、29日にち、代替だいがわりの記念きねん式典しきてんが非ひ公開こうかいで行おこなわれました。

式典しきてんには、徳川とくがわ家かの関係かんけい者しゃなど400人にん余あまりが参列さんれつし、代々だいだいの当主とうしゅが引き継ひきついできた品しなが家いえ広ひろさんに譲ゆずられ、当主とうしゅの交代こうたいが報告ほうこくされたということです。

また、建物たてものの外そとでは、式典しきてんにあわせて、江戸えど時代じだいの火消ひけし文化ぶんかの保存ほぞんに取り組とりくむ「江戸えど消防しょうぼう記念きねん会かい」による「はしご乗はしごのり」などの特別とくべつ演舞えんぶが奉納ほうのうされ、見守みまもった家いえ広ひろさんたちが拍手はくしゅを送おくっていました。

このあと記者きしゃ会見かいけんした家いえ広ひろさんは、「改あらためて責任せきにんの重おもさに身みが引き締ひきしまる思おもいです。父ちちが守まもってきたものを引き継ひきつぎ、きちんとまた未来みらいへとつないでいかなければいけないという思おもいを新あらたにしました」と述のべていました。