日本新聞: 日本ウクライナ 2国間の文書内容が判明 G7で署名予定

日本にっぽんウクライナ 2国こく間かんの文書ぶんしょ内容ないようが判明はんめい G7で署名しょめい予定よてい

Jun 8, 2024 06:06 3

Furigana

来週らいしゅうイタリアで開ひらかれるG7サミットにあわせて、日本にっぽんとウクライナが署名しょめいする予定よていの2国こく間かんの文書ぶんしょの内容ないようが明あきらかになり、日本にっぽんは、殺傷さっしょう性せいのない装備そうびの提供ていきょうなど憲法けんぽうの枠わく内ないでできる防衛ぼうえい支援しえんや、地雷じらい撤去てっきょなどの復旧ふっきゅう・復興ふっこう支援しえんを続つづけていくことが盛り込もりこまれました。

関係かんけい者しゃによりますと、来週らいしゅう13日にちからイタリアで開ひらかれるG7＝主要しゅよう7か国かこくのサミットにあわせて岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうと会談かいだんし、2国こく間かん文書ぶんしょの署名しょめいを行おこなう方向ほうこうで調整ちょうせいが進すすめられていて、その文書ぶんしょの内容ないようが明あきらかになりました。

それによりますと、ウクライナに対にたいする安全あんぜん保障ほしょうや防衛ぼうえいの分野ぶんやでの支援しえんについて、日本にっぽんは殺傷さっしょう性せいのない装備そうびや物資ぶっしの提供ていきょう、負傷ふしょうしたウクライナの兵士へいしの治療ちりょう、それにインテリジェンス分野ぶんやでの協力きょうりょくなど憲法けんぽうの枠わく内ないで支援しえんを続つづけるとしています。

また復旧ふっきゅうや復興ふっこうの支援しえんについては、地雷じらいの撤去てっきょ、女性じょせいや子こどもたちの人道じんどう状況じょうきょうの改善かいぜんや生活せいかつ再建さいけん、農業のうぎょう分野ぶんやの発展はってんに向むけた取り組とりくみなどを行おこなうとしています。

この文書ぶんしょの有効ゆうこう期間きかんは10年間ねんかんで日本にっぽんがウクライナ支援しえんを継続けいぞくすることを確認かくにんするものとなっています。

ロシアによる軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづくウクライナに対にたいしては、去年きょねん7月つき、日本にっぽんを含ふくむ30か国かこく以上いじょうがウクライナへの支援しえんを明確めいかくにするため2国こく間かんの取り決とりきめを作つくることになり、これまでに15か国かこくがこうした文書ぶんしょを交かわしているということです。