全国サムスン電子労働組合(NSEU)には、国内の従業員の4分の1弱に相当する2万8000人が所属。主力の半導体部門で働く組合員が大きな割合を占める。
NSEUは先週、賃金交渉が決裂したことを受けてストの実施を発表。組合員に対し、6日の「顕忠日(メモリアルデー)」と週末の間にくる7日は一斉に休暇を取得するよう呼び掛けた。
組合の責任者がCNNに語ったところによると、多くの従業員が年休を使った。ある事業所では全員が休んだため、代替要員が送り込まれたという。
サムスンの報道担当者はCNNに、この日の年休取得率は昨年の同時期に比べて低く、生産や管理の業務に影響はないと強調した。