ベトナムで日本人の男性が刺殺された事件で、拘束されたベトナム人の男が「被害男性とは面識がなかった」などと供述していることが分かりました。
南部ホーチミンの路上で4日、30代の日本人の男性が刃物のようなもので刺されて死亡し、現地当局はフン・ミン・チュン容疑者(28)を拘束しました。
現地メディアによりますと、チュン容疑者は「男性とは面識がなかった」と供述しているということです。
動機については「かつての勤め先で外国人の元上司から何度も叱られ、恨みがあった」「凶器を買い、元上司を襲おうとしていたが、似ている日本人男性らを見つけたため、言い争いとなった」などと説明しているということです。
現地当局は、供述の裏付けなどを進めています。