「
王将戦」
七番勝負は29
日、
栃木県大田原市で
第3
局が
始まりました。
午前9時、ここまで2勝負けなしの先手 藤井四冠がお茶を一口飲んだあと飛車先の歩を突くと、後手でタイトルを持つ渡辺三冠も同じく飛車先の歩を突いて応じました。
藤井四冠は去年、「三冠」と「四冠」の最年少記録を10代で塗り替え、現在八大タイトルの半分を保持しています。
今回の七番勝負を制すると、史上最年少となる10代での「五冠」達成となります。
一方、「王将」のほか、「名人」と「棋王」を保持する渡辺三冠は、タイトルの通算獲得数歴代4位を誇り「王将戦」4連覇がかかっています。
藤井四冠が3連勝して「五冠」達成に王手をかけるか、渡辺三冠が4連覇に向けて1勝を返すか、第3局の勝敗は30日午後決着する見込みです。