中国で
日本人学校の
男子児童が
登校中に
刃物を
持った
男に
襲われ、
死亡した
事件が
起きてから18
日で1
か月と
なる中、
日中の
外務省幹部が
北京で
会談しました。
中国側は、
司法手続きの
中で
事件の
真相を
解明し、
日本側に
説明する
機会を
設ける意向を
示したということです。
中国南部の※深センで9月、日本人学校に通う10歳の男子児童が登校中に刃物を持った男に襲われ、死亡した事件が起きてから18日で1か月となります。
こうした中、外務省の岩本桂一領事局長が17日、中国外務省を訪れ、※トウ励次官などと会談しました。
この中で岩本局長は、中国側に対して▼再発防止策につなげるための事実の解明や、▼SNS上での事実に基づかない悪質で反日的な投稿の取り締まりなどを求めました。
これに対し、中国側は司法手続きの中で真相解明を果たし、適切な形で日本側に説明する機会を設ける意向を示したということです。
また、SNS上の投稿については、特に法律に違反する可能性があるものへの対応をとっていく考えを示したということです。
中国各地の日本人学校では、中国当局とも協力し警備が強化されていますが、事件の背景の説明がない中、現地の日本人の間からは「動機が不明のままでは対策がとれない」といった声も聞かれ、安全への不安が拭えない状況が続いています。
※深センのセンは土へんに川
※トウ励次官のトウは登におおざと