能登半島地震で
大きな被害を
受けた
石川県七尾市に
ある、
一部の
仮設住宅団地に、22
日から
バスを
活用した
衆議院選挙と
市長選挙の
期日前投票所が
設けられました。
七尾市では10月27日に衆議院選挙と市長選挙の投開票が行われ、期日前投票は、衆議院選挙については10月16日から、市長選挙については21日から始まっています。
一部の仮設住宅団地では、投票所まで距離があり、投票が難しいケースがあることなどから、22日からバスの車内に投票箱や記載台などを備えた「移動期日前投票所」が設置されました。
およそ200人が生活する小島町の仮設住宅団地では午前中、投票所が設けられ訪れた有権者がバスに乗り込み、次々に投票していました。
七尾市選挙管理委員会では、22日と23日の2日間で合わせて4か所の仮設住宅団地に移動期日前投票所を設けることにしています。
投票した76歳の女性は「投票所になっている公民館まで遠いので、投票は難しいと思っていましたが、投票ができてよかったです」と話していました。
七尾市選挙管理委員会の高瀬秀一事務局長は「投票所まで行くことが難しい人などは、ぜひ利用してほしいです」と話しています。