衆院しゅういん選せん 投票とうひょう日びまで残のこり3日にち 農林のうりん水産すいさん業ぎょうのあり方ありかためぐり各党かくとう論戦ろんせん

自民党じみんとうは、食料しょくりょう安全あんぜん保障ほしょうの強化きょうかに向むけて、特とくに輸入ゆにゅう依存いぞん度どの高たかい食料しょくりょうなどの国内こくない生産せいさん力りょくの拡大かくだいを推進すいしんするとしています。

また、収益しゅうえき力りょくを向上こうじょうさせて農業のうぎょうの所得しょとく増大ぞうだいを目指めざすとともに、農林のうりん水産物すいさんぶつなどの輸出ゆしゅつ額がく目標もくひょう5兆ちょう円えんの達成たっせいに向むけて海外かいがい展開てんかいを支援しえんするとしています。

さらにスマート農業のうぎょうの実用じつよう化かを促進そくしんするとしています。

立憲りっけん民主みんしゅ党とうは、食料しょくりょう安全あんぜん保障ほしょうの確保かくほや、農地のうちの維持いじ・管理かんりも見据みすえた、新あらたな直接ちょくせつ支払しはらい制度せいどの構築こうちくなどを通をつうじて、食料しょくりょう自給じきゅう率りつ50％を目指めざすとしています。

また、都市とし部ぶのサラリーマンが農業のうぎょうに転職てんしょくしやすい仕組しくみをつくるなど、中ちゅう山間さんかん地域ちいきを含ふくむ地域ちいきコミュニティーの再生さいせいや活性かっせい化かを支援しえんするとしています。

日本にっぽん維新いしんの会かいは、農業のうぎょうを成長せいちょう産業さんぎょうにするためこれまでの国内こくない需要じゅようにあわせた縮小しゅくしょう生産せいさんから拡大かくだい生産せいさんへと転換てんかんし、稼かせげる農業のうぎょうを目指めざすとしています。

同時どうじに多様たような人ひとたちの農業のうぎょうへの参加さんかを支援しえんすることで、担い手にないて不足ふそくを解消かいしょうし、地域ちいき主体しゅたいの農政のうせいを実現じつげんするとしています。

公明党こうめいとうは、自給じきゅう率りつの低ひくい麦むぎや大豆だいずなどの国内こくない生産せいさんを拡大かくだいし、安定あんてい的てきな輸入ゆにゅうの確保かくほを進すすめ、食料しょくりょう安全あんぜん保障ほしょうを確立かくりつするとしています。

さらにデジタル技術でじたるぎじゅつの活用かつようで生産せいさん性せいを上あげ、所得しょとくの向上こうじょうや、農林のうりん水産物すいさんぶつの輸出ゆしゅつ拡大かくだいも目指めざすことにしています。

共産党きょうさんとうは、地域ちいき経済けいざいを再生さいせいするため、食料しょくりょう自給じきゅう率りつを50％に早期そうきに回復かいふくさせた上うえで、60％を目指めざすとしています。

また、コメ農家のうかに対にたいして生産せいさんコストに見合みあった価格かかくの保障ほしょうや所得しょとくの補償ほしょうを行おこなうとともに、予算よさんを抜本ばっぽん的てきに増額ぞうがくするとしています。

国民こくみん民主みんしゅ党とうは、主要しゅような農産物のうさんぶつごとに自給じきゅう率りつの目標もくひょうを定さだめる基本きほん計画けいかくを策定さくていして、食料しょくりょう自給じきゅう率りつ50％を実現じつげんするとともに、兼業けんぎょう農家のうかを多様たような農業のうぎょう人材じんざいと位置いちづけ、地域ちいきの実態じったいを踏ふまえて国くにとして支援しえんするとしています。

れいわ新選しんせん組ぐみは、農業のうぎょう関係かんけい予算よさんを4兆ちょう円えんに増ふやし、農林のうりん水産すいさん業ぎょうの所得しょとく補償ほしょうや職業しょくぎょうとして農業のうぎょうを選えらんだ人ひとへの支援しえんを充実じゅうじつさせるとしています。

また余あまった農産物のうさんぶつを国くにが買い上かいあげ、国内外こくないがいの食料しょくりょう支援しえんに回まわす取り組とりくみを進すすめるとしています。

社民しゃみん党とうは、食料しょくりょう自給じきゅう率りつ50％を即時そくじに達成たっせいさせるとともに、農家のうかの後継こうけい者しゃの育成いくせいや農業のうぎょうへの若年じゃくねん層そうの参入さんにゅうを支援しえんするとしています。

また、戸別こべつ所得しょとく補償ほしょう制度せいどの復活ふっかつなどで小規模しょうきぼ農家のうかを守まもるとしています。

参政さんせい党とうは、一いち次じ産業さんぎょうの予算よさんを3倍ばいに増ふやして食料しょくりょう自給じきゅう率りつを倍増ばいぞうさせるとしています。

また農林のうりん水産すいさん事業じぎょう者しゃの所得しょとく補償ほしょうと、兼業けんぎょう農家のうかの公務員こうむいんを拡充かくじゅうするとしています。