北朝鮮は、ウクライナ
軍が
越境攻撃していたロシア
西部のクルスク
州をめぐって、ロシア
軍による
奪還作戦を
支援するために、キム・ジョンウン(
金正恩)
総書記が
派兵を
決定していたことを
発表しました。
北韓宣布,為了支援俄羅斯軍隊奪回被烏克蘭軍越境攻擊的俄羅斯西部庫爾斯克州,金正恩總書記已決定派兵支援。
北朝鮮がロシアへの
派兵を
公式に
認めたのは
初めてです。
これは、北朝鮮の朝鮮労働党中央軍事委員会が28日に国営メディアを通じて発表しました。
這是由北韓朝鮮勞動黨中央軍事委員會於28日透過國營媒體發表的。
このなかでウクライナ軍が越境攻撃していたロシア西部のクルスク州で北朝鮮軍が戦闘に参加したことを認めたうえで「ロシアの領土解放に大きな貢献をした」と強調しています。
在這之中,烏克蘭軍隊越境攻擊俄羅斯西部的庫爾斯克州,北韓軍隊參與了戰鬥,並且強調「對俄羅斯領土的解放做出了重大貢獻」。
また、ロシアへの派兵について「キム・ジョンウン総書記は当時の戦況が両国間で締結された包括的戦略パートナーシップ条約の第4条の発動に該当するとの分析と判断に基づいて参戦を決定し、ロシア側に通知した」として、有事の際に一方の国への軍事援助を定めた条項による決定だったとしています。
此外,關於派兵至俄羅斯一事,「金正恩總書記基於當時戰況的分析與判斷,認為符合兩國所締結的全面戰略夥伴關係條約第4條的啟動條件,因此決定參戰,並已通知俄羅斯方面」,表示這是根據該條約中規定在緊急情況下對一方國家進行軍事援助的條款所作出的決定。
また、キム総書記が「われわれの首都にはまもなく、戦闘の偉勲をたたえる碑が建てられ、犠牲になった軍人たちの墓碑の前には花が手向けられるだろう」と述べたとして、派兵によって死傷者が出たことも認めました。
此外,金總書記也承認了因派兵而造成死傷者,並表示:「我們的首都不久將會建立頌揚戰鬥偉勳的紀念碑,在犧牲軍人的墓碑前也將獻上鮮花。」
北朝鮮の発表を前に、ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は26日、クルスク州を奪還したと明らかにした際に、北朝鮮軍が戦闘に参加したとしていましたが、北朝鮮がロシアへの派兵を公式に認めたのは初めてです。
在北韓發表聲明之前,俄羅斯軍方參謀總長格拉西莫夫於26日表示奪回了庫爾斯克州,並指出北韓軍隊參與了戰鬥,但這是北韓首次正式承認向俄羅斯派兵。