일본어 뉴스: 使用済み食用油からつくる国産の航空燃料供給始まる

使用しよう済ずみ食用しょくよう油ゆからつくる国産こくさんの航空こうくう燃料ねんりょう供給きょうきゅう始はじまる

N2 May 1, 2025 11:05

Furigana 번역

「SAF」と呼よばれる循環じゅんかん型がたの航空こうくう燃料ねんりょうの導入どうにゅうを各国かっこくの航空こうくう会社かいしゃが進すすめる中なか、使用しよう済ずみの食用しょくよう油ゆからつくる国産こくさんの燃料ねんりょうの供給きょうきゅうが5月つき1日にちから始はじまりました。

SAFは原油げんゆ以外いがいのさまざまな原料げんりょうから作つくられる循環じゅんかん型がたの航空こうくう燃料ねんりょうで、脱だつ炭素たんそを目的もくてきにEUがことしから一部いちぶの使用しようを義務ぎむづけるなど各国かっこくの航空こうくう会社かいしゃで導入どうにゅうが進すすめられています。

こうした中なか、使用しよう済ずみの食用しょくよう油ゆからつくる国産こくさんのSAFの供給きょうきゅうが1日にちから始はじまり、関西かんさい空港くうこうで式典しきてんが開ひらかれました。

各地かくちの飲食いんしょく店てんなどから食用しょくよう油ゆを回収かいしゅうし、石油せきゆ元売もとうり大手おおてやプラント建設けんせつ大手おおてなどの合弁ごうべん会社かいしゃが大阪おおさか堺さかい市しにある製油せいゆ所しょで生産せいさんしました。

最大さいだいで年間ねんかん3万まんキロリットルを供給きょうきゅうする計画けいかくで、通常つうじょうの航空こうくう燃料ねんりょうに一定いっていの割合わりあいを混まぜる形かたちで大手おおて航空こうくう会社かいしゃなどが使用しようします。

国くにによりますと、飲食いんしょく店てんなどの事業じぎょう所しょから出でる使用しよう済ずみの食用しょくよう油ゆは年間ねんかんおよそ40万まんトンで、その9割わり以上いじょうが回収かいしゅうされていますが、主おもに家畜かちくの飼料しりょうや化学かがく製品せいひんの原料げんりょうなどに活用かつようされています。

この合弁ごうべん会社かいしゃでは、事業じぎょう所しょからの回収かいしゅうの拡大かくだいや、家庭かていからも回収かいしゅうする仕組しくみづくりなどを通をつうじて、コストの低減ていげんと安定あんてい供給きょうきゅうを図はかりたいとしています。

SAFの供給きょうきゅうを受うける日本にっぽん航空こうくうの小川おがわ宣子のぶこ調達ちょうたつ本部ほんぶ長ちょうは「2025年ねんに1％、2030年ねんに10％使用しようする目標もくひょうだが、エネルギー安全あんぜん保障ほしょうの観点かんてんから国産こくさんは大事だいじになる」と話はなしていました。