イギリスはインドとFTA=
自由貿易協定の
締結で
合意したと
発表しました。
英国宣布已与印度就自由贸易协定(FTA)的签署达成一致。
アメリカのトランプ政権の関税措置により、双方とも自国の経済への影響が懸念される中、貿易面での連携強化を急いだ形です。
由于美国特朗普政府的关税措施,双方都担心对本国经济产生影响,因此加快了在贸易领域加强合作的步伐。
イギリス政府の6日の発表によりますと、今回の合意でイギリスからインドへ輸出される品目のうち9割で関税が引き下げられ、このうち、イギリス産のウイスキーは150%から半減し、その後、40%まで下がり、自動車については100%を超える関税が一定の枠内で10%になるとしています。
根据英国政府6日的公告,此次协议将对从英国出口到印度的商品中九成降低关税。其中,英国产威士忌的关税将从150%减半,之后降至40%;而汽车的关税在一定额度内将从超过100%降至10%。
また、インドからイギリスへは、冷凍エビなどの食品や衣料品の関税が下がり、両国の貿易額は2040年までに255億ポンド、日本円で4兆8000億円余り増加すると試算しています。
此外,从印度出口到英国的冷冻虾等食品及服装的关税将降低,预计到2040年,两国的贸易额将增加255亿英镑,折合日元约4兆8000亿日元。
イギリスのスターマー首相は「イギリスがEU=ヨーロッパ連合を離脱して以来、最大の貿易協定で、インドにとってもこれまでで最も野心的な協定だ」と述べ、経済効果に期待を示しました。
英国首相斯塔默表示:“这是自英国脱欧以来最大规模的贸易协定,对印度来说也是迄今为止最具雄心的协议”,表达了对经济效益的期待。
また、インドのモディ首相もSNSへの投稿で「今回の画期的な協定は両国の経済における貿易や投資、成長、そして、雇用創出などを促進する」としています。
此外,印度总理莫迪也在社交媒体上发文表示:“这项具有突破性的协议将促进两国经济中的贸易、投资、增长以及就业的创造。”
イギリスとインドは交渉を3年前から始め、中断した時期もありますが、ことし2月に再開していて、アメリカのトランプ政権の関税措置により、双方とも経済への影響が懸念される中で、貿易面での連携強化を急いだ形です。
英国和印度从三年前开始进行谈判,期间虽然有过中断,但今年2月重新启动。在美国特朗普政府实行关税措施、双方都担心对经济造成影响的情况下,双方加快了在贸易领域加强合作的步伐。