製薬大手の「
塩野義製薬」は、JT=
日本たばこ産業の
医薬品事業をあわせて
およそ1600
億円で
買収すると
発表しました。
制药巨头“盐野义制药”宣布将以约1600亿日元收购日本烟草产业(JT)的医药品业务。
会社は買収によって効率化を進め、研究開発を強化していきたいとしています。
発表によりますと、大阪に本社を置く塩野義製薬は、JT=日本たばこ産業から傘下の製薬会社「鳥居薬品」や医薬品事業をあわせておよそ1600億円で買収することでJTと合意しました。
据报道,总部位于大阪的盐野义制药与日本烟草产业(JT)达成协议,将以约1600亿日元收购其旗下制药公司“鸟居药品”及医药品业务。
塩野義製薬は鳥居薬品に対し、TOB=株式の公開買い付けを行うなどして、年内までにすべての事業の買収を目指す方針で、買収によって両社が強みを持つ感染症や循環器などの分野の研究体制や販売を強化するねらいがあるということです。
盐野义制药计划对鸟居药品进行TOB(公开收购股份)等方式,力争在年内收购其所有业务。通过此次收购,旨在强化双方在感染症和循环系统等领域的研究体制及销售。
また、医薬品は国の公定価格で販売され、原材料費や人件費が高騰する中でも価格転嫁が難しくなっていることから、会社は買収によって効率化を図りながら経営資源を新薬の研究開発に集中させることで、競争力の強化を図りたいとしています。
此外,药品按照国家规定的公定价格进行销售,在原材料成本和人工费用不断上涨的情况下,价格转嫁变得愈发困难。因此,公司希望通过并购实现经营效率化,并将经营资源集中于新药的研发,从而增强自身的竞争力。
薬の研究開発の競争が激しくなるなか、塩野義製薬はほかの企業との連携も深めたい考えです。
在药物研发竞争日益激烈的背景下,盐野义制药也希望加深与其他企业的合作。
一方のJTは、傘下の鳥居薬品を含めて医薬品事業から撤退し、本業のたばこ事業に集中することになります。
另一方面,JT将包括旗下的鸟居药品在内,退出医药品业务,专注于主营的烟草业务。