ロシアによるウクライナへの
軍事侵攻が
続く中、
中国からロシアへの
ビデオゲーム機や
付属品の
輸出が
急増していることがNHKの
分析でわかりました。
在俄羅斯對烏克蘭的軍事侵略持續之際,NHK的分析顯示,從中國出口到俄羅斯的電玩遊戲機及其配件激增。
専門家は、ゲーム
機のコントローラーが
軍事用の
無人機を
操縦する
装置に
転用されている
可能性が
高いと
指摘しています。
專家指出,遊戲機的控制器很有可能被轉用為軍事無人機的操縱裝置。
ロシアは軍事用の無人機を大幅に増産していて、プーチン大統領は、150万機以上が去年、生産され、おととしの10倍以上になったと明らかにしています。
俄羅斯大幅增加軍用無人機的生產,普京總統表示,去年生產了超過150萬架,這是一年前的十倍以上。
こうした中、中国の税関当局が公表しているデータをNHKが分析したところ、中国からロシアへのビデオゲーム機やコントローラー、付属品などの輸出額が、去年、9500万ドルあまり、日本円にしておよそ130億円にのぼり、ウクライナ侵攻が始まった2022年と比べると7倍近くに増加していることがわかりました。
在這樣的情況下,NHK分析了中國海關當局公佈的數據後發現,去年從中國出口到俄羅斯的電玩遊戲機、控制器及其配件等的出口額超過9500萬美元,約合日圓130億日圓,與俄羅斯入侵烏克蘭開始的2022年相比,增加了近7倍。
また、ことし1月から3月の輸出額も2022年の同じ時期と比べて3倍あまりにのぼっています。
此外,今年1月至3月的出口額也比2022年同期增加了三倍以上。
各国によるロシアへの制裁に詳しいウクライナのシンクタンク、キーウ経済大学研究所のオレナ・ビロウソバ研究員は「経済状況が厳しいロシアでゲーム機の民間需要が急増しているとは考えにくい。
熟悉各國對俄羅斯制裁的烏克蘭智庫——基輔經濟大學研究所的研究員奧萊娜·比洛索娃表示:「很難認為在經濟狀況嚴峻的俄羅斯,遊戲機的民間需求會急劇增加。」
中国からのコントローラーが
無人機を
操縦する
装置に
軍事転用されている
可能性が
高い」という
見方を
示しています。
有觀點認為,來自中國的控制器很有可能被軍事用途轉用於操作無人機的裝置。
その上で「中国からは制裁をう回する際などにかかる追加コストなしで直接輸入できる。
在此基礎上,「可以不需承擔因規避制裁等產生的額外成本,直接從中國進口」
中国との
結びつきがロシアにとってコントローラー
などの
機器を
短期間かつ
低コストで
入手する
助けになっている」と
指摘しています。
他指出,與中國的聯繫正在幫助俄羅斯在短時間內以低成本獲取控制器等設備。
ゲーム機のコントローラーをめぐっては、軍事転用のおそれがあるとして、ことしに入って、EU=ヨーロッパ連合をはじめ、イギリスや日本もロシアへの輸出を原則禁止すると発表しています。
由於擔心遊戲機控制器可能被軍事用途轉用,從今年開始,包含歐盟、英國與日本在內,已宣布原則上禁止出口至俄羅斯。
これについて、中国外務省はNHKの取材に対し「中国はこれまでいかなる紛争当事者に対しても殺傷能力のある兵器を提供したことはなく、軍民両用の物資についても厳格に管理している。
對此,中國外交部在接受NHK採訪時表示:「中國至今從未向任何衝突當事方提供過具有殺傷力的武器,對於軍民兩用物資也嚴格管理。」
中国は、
悪意の
ある根拠なき
非難や
政治的な
操作に
断固反対する」と
主張しています。
中國主張「堅決反對惡意且毫無根據的指責及政治操弄」。
一方、ゲーム機関連の輸出規制など具体的な対応をとっているかどうかは明らかにしていません。
另一方面,是否已針對遊戲機相關的出口管制等採取具體措施,尚未明確說明。