日本の
主力ロケット「H3」について、JAXA=
宇宙航空研究開発機構は、
補助ロケットを
使わないことで
価格を
低く
抑えた
新たな
形態の
打ち上げに
向けて、
今月最終的な
試験を
行うことになりました。
关于日本主力火箭“H3”,JAXA(日本宇宙航空研究开发机构)决定于本月进行最终测试,旨在实现不使用助推火箭、从而降低成本的新型发射方式。
H3ロケットはことし2月の5号機まで4機連続で打ち上げに成功していますが、国際競争力のある打ち上げ価格の実現などを目指して現在も開発が続けられています。
H3火箭今年2月的5号机为止,已经连续4次发射成功,但为了实现具有国际竞争力的发射价格,目前仍在继续开发中。
JAXAは今年度、2本の補助ロケットを使わないことで打ち上げ価格を低く抑えた新たな形態を6号機として打ち上げる計画で、打ち上げ前の最終的な試験を今月26日に鹿児島県の種子島宇宙センターで行うことになりました。
JAXA计划在本年度以第六号机的形式发射一种通过不使用两枚辅助火箭来降低发射成本的新型火箭,并将在本月26日在鹿儿岛县的种子岛宇宙中心进行发射前的最终测试。
この新たな形態は「30形態」と呼ばれ、「3」は液体燃料を使うメインエンジンが3基搭載されていること、「0」は補助ロケットを取り付けないことを意味しています。
这种新型态被称为“30型”,“3”代表搭载了3台使用液体燃料的主发动机,“0”则表示未安装助推火箭。
JAXAによりますと、これまで日本では、補助ロケットを取り付けずに大型の液体燃料ロケットを打ち上げた実績はなく、初めての試みになるということです。
据JAXA介绍,迄今为止,日本还没有在不安装助推火箭的情况下发射大型液体燃料火箭的经验,这将是首次尝试。
今回の試験では、ロケットの機体を発射台に固定した状態で実際の打ち上げとほぼ同じ手順でカウントダウンを実施し、3基のメインエンジンに点火しておよそ25秒間燃焼させる計画です。
在这次测试中,计划将火箭机体固定在发射台上,按照与实际发射几乎相同的流程进行倒计时,并点燃三台主发动机燃烧约25秒。
「30形態」のために開発されたシステムの確認などが行われる予定で、JAXAの有田誠プロジェクトマネージャは「打ち上げに向けた最終関門と考えている。
预计将对为“30形态”开发的系统进行确认,JAXA的项目经理有田诚表示:“这是我们认为发射前的最后一道关卡。”
今回の
試験で
確実に
仕上げて、
自信を
持って
打ち上げに
臨める状態にしたい」と
話していました。
在这次考试中要彻底完成准备,做到能够充满信心地迎接发射。