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おろおろ

(副) (1)どうしてよいかわからず取り乱すさま。 「ただ~(と)するばかり」 (2)泣いて目や声のうるんでいるさま。 「~と泣く」 (3)不十分なさま。 「先の翁よりは天骨もなく~かなでたりければ/宇治拾遺 1」 (4)部分的に。 まばらに。 「髪もはげて白きとても~ある頭に/宇治拾遺 11」

卸す

〔「下ろす」と同源〕 問屋が商品を小売業者に売り渡す。 おろし売りをする。 「衣料品を~・す」 ‖可能‖ おろせる

下ろす

(1)高い所から低い所に移す。 下の方にさげる。 ⇔ あげる 《下》「棚から箱を~・す」「なべを火から~・す」「ベンチに腰を~・す」 (2)上げたり下げたりして使うものを, 下げた状態にする。 ⇔ あげる 「国旗を~・す」 (3)上を固定して, 下の方へ伸ばす。 《下》「すだれを~・す」「幕を~・す」 (4)人や荷物を, 乗り物から外に出す。 ⇔ のせる 《降》「乗客を~・す」「荷を~・す」 (5)神仏に供えた物をさげる。 また, 貴人の食事の残りや使っていた物を与えられる。 《下》「お供えを~・す」「そこの奉る御衣を一つ二つ~・し候はん/今昔23」 (6)人を高い地位・役割などからはずす。 退かせる。 「社長の座から~・す」「主役を~・す」「御門(ミカド)をも~・したてまつりき/増鏡(新島守)」 (7)本体から切り離す。 (ア)(木の)枝を切る。 《下》「枝を~・す」(イ)魚・獣の肉を解体する。 「アジを三枚に~・す」「獣ノ四足ヲ~・ス/日葡」(ウ)頭髪を剃ったり切ったりして仏門に入る。 「髪を~・す」(エ)(「卸す」とも書く)物をすって小さくする。 「大根を~・す」 (8)体外に出す。 「虫を~・す」「子を~・す」 〔堕胎の意味では「堕ろす」と書く〕 (9)使わないでしまってあった物を出して使う。 「新しいタオルを~・す」 (10)貯金などを引き出す。 《下》「一〇万円~・す」 (11)貴人の前から退出させる。 「みな下屋に~・し侍りぬるを/源氏(帚木)」 (12)悪く言う。 けなす。 「あさましく咎め出でつつ, ~・す/源氏(乙女)」 (13)風が山の峰から下に向かって吹く。 「三室山~・す嵐のさびしきに/千載(秋下)」 ︱慣用︱ 錨(イカリ)を~・看板を~・根を~・暖簾(ノレン)を~・筆を~

降ろす

(1)高い所から低い所に移す。 下の方にさげる。 ⇔ あげる 《下》「棚から箱を~・す」「なべを火から~・す」「ベンチに腰を~・す」 (2)上げたり下げたりして使うものを, 下げた状態にする。 ⇔ あげる 「国旗を~・す」 (3)上を固定して, 下の方へ伸ばす。 《下》「すだれを~・す」「幕を~・す」 (4)人や荷物を, 乗り物から外に出す。 ⇔ のせる 《降》「乗客を~・す」「荷を~・す」 (5)神仏に供えた物をさげる。 また, 貴人の食事の残りや使っていた物を与えられる。 《下》「お供えを~・す」「そこの奉る御衣を一つ二つ~・し候はん/今昔23」 (6)人を高い地位・役割などからはずす。 退かせる。 「社長の座から~・す」「主役を~・す」「御門(ミカド)をも~・したてまつりき/増鏡(新島守)」 (7)本体から切り離す。 (ア)(木の)枝を切る。 《下》「枝を~・す」(イ)魚・獣の肉を解体する。 「アジを三枚に~・す」「獣ノ四足ヲ~・ス/日葡」(ウ)頭髪を剃ったり切ったりして仏門に入る。 「髪を~・す」(エ)(「卸す」とも書く)物をすって小さくする。 「大根を~・す」 (8)体外に出す。 「虫を~・す」「子を~・す」 〔堕胎の意味では「堕ろす」と書く〕 (9)使わないでしまってあった物を出して使う。 「新しいタオルを~・す」 (10)貯金などを引き出す。 《下》「一〇万円~・す」 (11)貴人の前から退出させる。 「みな下屋に~・し侍りぬるを/源氏(帚木)」 (12)悪く言う。 けなす。 「あさましく咎め出でつつ, ~・す/源氏(乙女)」 (13)風が山の峰から下に向かって吹く。 「三室山~・す嵐のさびしきに/千載(秋下)」 ︱慣用︱ 錨(イカリ)を~・看板を~・根を~・暖簾(ノレン)を~・筆を~

尾ろ

〔「ろ」は接尾語〕 尾(オ)。 → 尾ろの鏡

悪露

分娩後, 五, 六週間にわたって子宮および膣から出る分泌物。 リンパ液・血液・粘液・細胞組織片などからなる。 おりもの。

疎

〔「おろそか」「おろか」などの「おろ」と同源〕 動詞・形容詞などに付いて, 十分でないさまを表す。 不完全, わずか, などの意。 「~覚え」「~癒ゆ」「~よし」

颪

〔「おろし(下)」と同源〕 山など高いところから吹きおろしてくる風。 「赤城~」

卸(し)

〔「おろし(下)」と同源〕 問屋が商品を小売業者に売り渡すこと。 おろしうり。

下ろし

〔動詞「おろす(降・下)」の連用形から〕 (1)おろすこと。 多く他の名詞に付いて用いる。 「雪~」「積み~」「上げ~」 (2)(多く「卸し」と書く)(ア)(大根・わさびなどを)すりくずすこと。 また, すりくずした物。 「大根~」(イ)「おろし金(ガネ)」の略。 (3)(「卸し」とも書く)魚の身を背骨に沿ってたてに切り取ること。 「アジの三枚~」 (4) 品物を新しく使い始めること。 「仕立て~の洋服」 (5)邦楽用語。 (ア)能の囃子(ハヤシ)の手組の一。 頭組から地へ移るために打つ打楽器の手組。 (イ)能の舞事で, 笛が地のなかで特殊な譜を吹く部分。 (ウ)長唄囃子の一。 登場人物が駆け出す場合や, 立ち回りの見得のきまりなどに用いる。 (6)神仏に供えてあったのを下げたもの。 また, 貴人の食物の残りや, 使っていた物のおさがり。 「大饗の~をば, 其殿の侍共なん食(クライ)ける/今昔26」

卸し

〔動詞「おろす(降・下)」の連用形から〕 (1)おろすこと。 多く他の名詞に付いて用いる。 「雪~」「積み~」「上げ~」 (2)(多く「卸し」と書く)(ア)(大根・わさびなどを)すりくずすこと。 また, すりくずした物。 「大根~」(イ)「おろし金(ガネ)」の略。 (3)(「卸し」とも書く)魚の身を背骨に沿ってたてに切り取ること。 「アジの三枚~」 (4) 品物を新しく使い始めること。 「仕立て~の洋服」 (5)邦楽用語。 (ア)能の囃子(ハヤシ)の手組の一。 頭組から地へ移るために打つ打楽器の手組。 (イ)能の舞事で, 笛が地のなかで特殊な譜を吹く部分。 (ウ)長唄囃子の一。 登場人物が駆け出す場合や, 立ち回りの見得のきまりなどに用いる。 (6)神仏に供えてあったのを下げたもの。 また, 貴人の食物の残りや, 使っていた物のおさがり。 「大饗の~をば, 其殿の侍共なん食(クライ)ける/今昔26」

大社

出雲(イズモ)大社のこと。

おどろおどろしい

(形) (1)いかにも恐ろしい。 気味が悪い。 異様だ。 「~・い物音」 (2)ぎょうぎょうしい。 おおげさだ。 「~・しく二十人の人のぼりて侍れば/竹取」 (3)はなはだしい。 「~・しき御悩みにはあらで/源氏(賢木)」 ﹛派生﹜~さ(名)

棘

※一※ (形動) 髪などがぼうぼうと乱れてもつれているさま。 「髪を~に振り乱した人が/薄命のすず子(お室)」 ※二※ (名) 草木が乱れ茂っている所。 やぶ。 また, 乱れ茂っている草木。 「おく山の~の下を踏みわけて/増鏡(おどろの下)」

欧露

〔「欧」は欧羅巴(ヨーロツパ), 「露」は露西亜(ロシア)の略〕 ヨーロッパ-ロシア。

荊棘

※一※ (形動) 髪などがぼうぼうと乱れてもつれているさま。 「髪を~に振り乱した人が/薄命のすず子(お室)」 ※二※ (名) 草木が乱れ茂っている所。 やぶ。 また, 乱れ茂っている草木。 「おく山の~の下を踏みわけて/増鏡(おどろの下)」

おそろ

\\[ヲソ~\\]〔「をそ」は「わさ」の転。 「ろ」は接尾語〕 早熟。 性急。 「恋ふと言はば~と我(アレ)を思ほさむかも/万葉 654」「咲く花も~は厭はし/万葉 1548」

往路

(1)行きの道。 「~は上り坂」 (2)マラソンで, 折り返しコースの時の, 前半の行きの道。 ⇔ 復路

頤

(1)広大なさま。 深遠なこと。 「功徳(ノリノワザ)~なり/日本書紀(欽明訓)」 (2)はなはだしいさま。 非常なこと。 「余りに敵を侮つて, ~に大はやりなりし故に/太平記20」

疎か

〔程度が不十分な意〕 (1)(「…はおろか」「…もおろか」の形で)…は言うまでもない。 …はもとより, そのうえ。 「人は~犬の子一匹通らない」「言うも~(=言ウマデモナイ)」 (2)十分心を尽くしていないさま。 通り一遍。 おろそか。 「みかどの御使をば, いかで~にせむ/竹取」 (3)その表現が不十分であるさま。 …どころではない。 「いと心ぼそしといへば~なり/源氏(明石)」