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頼もし

(形容詞「たのもしい」の語幹)

賭物

弓馬・双六(スゴロク)・連歌などの勝負事に賭(カ)ける品物。 かけもの。 「よき~はありぬべけれど, かるがるしくはえ渡すまじきを/源氏(宿木)」

渡り者

(1)主人を替えてあちこちを転々とする者。 渡り奉公をする者。 (2)きまった仕事もなく, 土地から土地へ渡り歩く者。 流れ者。 (3)よその地から来て住みついた者。

廃り物

不用になったもの。 時代おくれではやらなくなったもの。 すたれもの。 「~の服」

渡り物

(1)先祖から代々伝えられた物。 「代々の~にて, 朱雀院のおなじ事に侍べきにこそ/大鏡(三条)」 (2)外国または遠くから運ばれて来た物。 特に, 舶来品。 「下着上着も~/浄瑠璃・博多小女郎(上)」 (3)祭礼のねりもの。 「今日に至るまで~の様子をも談合いたさぬ/狂言・鬮罪人」

のたりのたり

(副) ゆるやかにうねるさま。 のんびり動くさま。 「春の海ひねもす~かな/蕪村句集」

よりも

(連語) 〔格助詞「より」に係助詞「も」の付いたもの〕 格助詞「より」のやや強意的用法。 (1)比較の規準を表す。 「だれ~君を愛す」「先日~売り上げが増えた」「色~香こそあはれと思ほゆれたが袖ふれし宿の梅ぞも/古今(春上)」 (2)動作の起点を表す。 「枝~あだに散りにし花なれば落ちても水の泡とこそなれ/古今(春下)」

寄(り)藻

波や風で浜辺に寄せられた藻。

便り

〔「頼り」と同源〕 (消息などを)知らせてくること。 また, そのもの。 音信。 手紙。 「お~本当にありがとうございます」「その後なんの~もない」「風の~」

頼り

〔動詞「頼る」の連用形から〕 (1)たのみとする物や人。 「夫を~にする」「地図一枚だけを~に山を登る」 (2)てづる。 つて。 縁故。 「~を求めて就職する」 (3)手がかり。 きっかけ。 契機。 「真成(マコト)の小説稗史となるべき道をひらかん~となるべし/小説神髄(逍遥)」 (4)手段。 方便。 「あふべき~もなければ/浮世草子・五人女 4」 (5)便利。 便宜。 「~よき小嶋に姫宮を預け置/浄瑠璃・国性爺合戦」 (6)都合のよい時。 ついで。 幸便。 「をとこなま宮づかへしければ, それを~にて/伊勢 87」 (7)つながり。 関連。 「簀子・透垣の~をかしく/徒然 10」

四人

よにん。 よったり。

走り物

(1)野菜・魚などの, 時季の初めにとれたもの。 はしり。 初物。 (2)「走り舞」に同じ。

徒者

普通の者。 尋常な者。 多く打ち消しの語を伴って, 「特異」「すぐれた」の意で用いる。 「あの身のこなしは~ではない」

宣ふ

⇒ のたまう

立者

(1)芝居の座中で, 優れた役者。 または有名な役者。 立役者(タテヤクシヤ)。 「若衆形の~は若女形より高給銀也/芸鑑」 → 大立て者 (2)仲間の中のあたまかぶ。 一団の中で最も尊敬されている人。 「大~」「太夫仲間の~と, いはれし程の/浄瑠璃・嫗山姥」 (3)重要なもの。 主要なもの。 「先第一の~は米/浄瑠璃・先代萩」

建物

人が住んだり物を収めたりするために造られたもの。 建造物。 建築物。 <i>~の区分所有(クブンシヨユウ)等に関する法律</i> 分譲マンション等の区分所有建物の管理等に関する法律。 通称, マンション法。 1962年(昭和37)制定。

竪物

竪表具にした軸物。

薫物

(1)各種の香木や香料を粉末にして甘葛(アマヅラ)・蜜・炭の粉などと練り固めた丸薬状の香。 加熱して香りを立たせる。 合香(アワセコウ)。 練香(ネリコウ)。 (2)香をたくこと。 また, その香り。 「よくたきしめたる~の/枕草子231」

頼もう

〔「頼まむ」の音便〕 よその家を訪れて案内を請うときの言葉。 多く武士が用いた。 たのみましょう。

焚き物

燃料としてたくもの。 たきぎ。 まき。