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ゆくりなく

[ゆくりなく]
(副)
〔「ゆくりなし」の連用形から〕
思いがけず。 不意に。
「~も旧友に再会する」「音信も聞かざりける女に, ~三崎の町中に行遇ふて/ふところ日記(眉山)」

Связанные слова

ゆくゆく

(副) (1)他をはばからないさま。 心のままであるさま。 「何事にかはとどこほり給はむ, ~と宮にも愁へ聞こえ給ふ/源氏(賢木)」 (2)ものごとが速く進行するさま。 ずんずん。 「御腹は~と高くなる/宇津保(国譲下)」

行く行く

〔動詞「ゆく」を重ねた語〕 (1)将来。 行く末。 「~大物になるだろう」「~はここに住もう」 (2)行きながら。 「中海に入り, ~御倉半島の断崖を仰ぐ/十和田湖(桂月)」

薬湯

(1)薬剤や薬用植物を入れた浴用の湯。 薬風呂。 (2)温泉。 「よろづの人のあみける~あり/宇治拾遺 6」

ゆっくり

(副) (1)急がないさま。 「~(と)立ち上がる」「~した口調」 (2)十分ゆとりのあるさま。 楽に。 「どうぞ, ご~して下さい」「~間に合う」 (3)ゆとりがあって気持ちのよいさま。 「わが家で~(と)寝る」

蹴ゆ

「蹴(ケ)る」の古形。 「毱(マリ)~・ゆる侶(トモガラ)/日本書紀(皇極訓)」

悔ゆ

⇒ くいる

逝く

〔「行く」と同源〕 (人が)死ぬ。 逝去する。 いく。 「大正五年漱石~・く」「今日~・くとわれに告げせば還り来ましを/万葉 3789」

崩ゆ

くずれる。 「愛(ウツク)しと我(ア)が思ふ心早川の塞(セ)きに塞くともなほや~・えなむ/万葉 687」

陸棚

大陸棚。 りくほう。

弓形

弦(ツル)を張った弓のように曲がった形。 「体を~にそらす」

勇力

強い力。 いさましい力。 ゆうりき。

有力

(1)勢力・威力のあること。 物事を実現する力をもっていること。 また, そのさま。 ⇔ 無力 「~な後援者がつく」 (2)可能性が強くある・こと(さま)。 「次期社長の~な候補」「~な容疑者」「成功するとの見方が~となる」

くりくり

※一※ (形動) 頭髪を剃(ソ)るなどして, 頭が丸くなめらかになったようす。 「~に剃る」 ※二※ (副) (1)丸いさま。 また, 丸くてよく動くさま。 くるくる。 「目の~した子」 (2)丸く, かわいらしく太ったさま。 「~と太った赤ちゃん」 (3)目まいのするさま。 くるくる。 「目が~とまうてあるまでぞ/四河入海 10」

泣く

〔「音(ネ)」の母音交替形「な」の動詞化〕 (1)人が, 悲しみ・苦しみなどのために声を出し, 涙を流す。 また, 喜びなどで涙を流す場合にもいう。 「人前で大声で~・く」「赤ん坊が~・く」「音のみ~・きつつ恋ふれども/万葉 481」 (2)ひどい目にあって, 嘆き悲しむ。 「不運に~・く」「重税に~・く」 (3)無理な要求を受け入れる。 「しかたない, もう百円~・きましょう」 (4)そのものにあたいしない。 「看板が~・く」 ‖可能‖ なける 泣いて暮(ク)らすも一生(イツシヨウ)笑(ワラ)って暮らすも一生 泣いて暮らしても笑って暮らしても, 人間の一生に変わりはない, 同じ一生なら愉快に暮らすほうがよい。 泣いて馬謖(バシヨク)を斬(キ)る 〔三国志(蜀書, 諸葛亮伝・馬謖伝)〕 情として処分するに惜しい人物であっても, 違反があったときには全体の統制を保つために処分する。 → 馬謖 泣いても笑っても どんなに思い悩んでみても。 どうしてみても。 「~入学試験まであと一週間」 泣く子と地頭(ジトウ)には勝てぬ ききわけのない子供や横暴な権力者の無理には従うほかはない。 道理を尽くしても, 理の通じない者には勝ち目がないことにいう。 泣く子も黙(ダマ)る わがままを言って泣いている子供も泣くのをやめるほど, 恐ろしい存在であることのたとえ。 泣く子も目を開(ア)け 泣いている子供でも時には目をあけて周囲の情勢をうかがう。 分別がないように見える者でも時と場合に応じて振る舞うものだということ。

鳴く

〔「泣く」と同源〕 鳥・獣・虫などが声を出す。 「小鳥が~・く」「虫が~・く」 ‖可能‖ なける ︱慣用︱ 蚊の~ような声・かんこ鳥が~/鶯(ウグイス)鳴かせたこともある・雉子(キジ)も鳴かずば打たれまい

啼く

〔「泣く」と同源〕 鳥・獣・虫などが声を出す。 「小鳥が~・く」「虫が~・く」 ‖可能‖ なける ︱慣用︱ 蚊の~ような声・かんこ鳥が~/鶯(ウグイス)鳴かせたこともある・雉子(キジ)も鳴かずば打たれまい

萎ゆ

⇒ なえる

報ゆ

⇒ むくいる

往き来

行ったり来たりする。 往来する。 「真土山~・くと見らむ紀人ともしも/万葉 55」