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黴毒

[かびどく]
⇒ マイコトキシン

黴毒

[ばいどく]
トレポネマ-パリズムの感染によって起こる慢性伝染病。 性交による感染のほか, 胎児が母体から感染するものがある。 局所にしこり(硬結)ができる第一期, 皮膚に紅斑を生じる第二期, 皮膚・臓器などにゴム腫を生じる第三期, 神経系が侵される第四期に大別する。 シフィリス。 六百六号。 瘡毒。

Связанные слова

黴

菌類のうち, 菌糸からなる原糸体をつくり, 子実体をつくらないものの慣用的名称。 飲食物・衣類その他有機物質の表面に生え, 人間の生活と関係の深いものが多い。 糸状菌。 ﹝季﹞夏。 《~の香や一冊足らぬ七部集/青木月斗》 <i>~が生・える</i> (1)食べ物などに, かびが生じる。 (2)物事が古くさくなる。 「~・えたスローガン」

黴雨

六月頃降り続く長雨。 また, その頃の季節。 太陽暦で六月一〇日頃から七月一〇日頃までの間。 五月雨(サミダレ)。 ばいう。 ﹝季﹞夏。 《わらうてはをられずなりぬ~の漏/森川暁水》 → ばいう(梅雨)

黴菌

物を腐敗させたり, 人畜の病気の原因となる, 有害な微生物の通俗的な呼称。

黴 (小説)

『黴』(かび)は、徳田秋声の小説。『東京朝日新聞』1911年8月1日から11月3日連載。1912年1月、新潮社刊行。 笹村の炊事など、世話はいっさい雇婆さんがしてくれるが、しかし婆さんが弟の重病で田舎に行ったために、かわりに娘のお銀がやって来る。かゆいところに手の届く若い女の世話はわるくない。婆さ

駆黴院

、上陸して娼妓に接した者のほとんどが性病に感染するのを見て、娼妓に対する検黴および駆黴が必要であると考え、この旨を江戸幕府に建言した。幕府側では、このようなことは日本古来の風習に照らして女子に対する甚しい侮辱であるとして物議を醸したが、イギリスでは娼婦の性病検査は既に実施されていたためにこれを採用し

防黴剤

防黴剤(ぼうばいざい/ぼうかびざい)とは、カビの発生または増殖を防ぎ、あるいは除去するための薬剤。普通は工業用途、食品用途(食品添加物、ポストハーベスト農薬も含む)あるいは飼料添加物に用いるものを指す。工業用途では「ぼうばいざい」、食品用途では「防かび剤」「かび防止剤」などと呼ぶ場合が多いが、特に決まりはない。

毒

(1)生体, 特に人体に有害な物質。 特に, 少量でも人命にかかわる作用を及ぼし得る物質。 「~入りの饅頭(マンジユウ)」「~を盛る」「~を呷(アオ)る」 (2)健康・生命をそこなうおそれのあるもの。 「勉強ばかりしていては, 体に~だ」 (3)ためにならないもの。 わざわいとなるもの。 害悪。 「目の~」「この本は子供には~だ」 (4)人の心を傷つけるもの。 悪意。 「~を含んだ言葉」 <i>~にも薬にもならない</i> 害にもならないが, かといって役に立つわけでもない。 <i>~を食らわば皿まで</i> 〔いったん, 毒を食らうからには, それを盛った皿までなめるという意〕 一度罪悪を犯したからには, 徹底的に罪悪を重ねる。 毒食らわば皿まで。 「もうこうなったら, ~だ」 <i>~を以(モツ)て毒を制する</i> 悪いことをなくすために, 他の悪いことを利用する。 悪人を除くのに, 他の悪人を使うようなこと。

毒矢

完成した矢毒は、「毒液に矢を浸して乾燥、を繰り返す」「タール状にして、鏃に彫られた溝に塗り込む」「鏃に松脂を塗り、乾燥させ粉末にした毒素をまぶす」等の方法で矢の先端に展着される。矢柄・矢尻に先端を尖らせた葦など中空の植物の茎を用いて中に毒液を仕込み、注射針の要領で矢毒を打ち込む方法もあった。

淋毒

淋病。 また, 淋菌の俗称。

毒蛾

(1)ドクガ科に属するガの総称。 ドクガ・チャドクガ・マイマイガなど。 (2){(1)}の一種。 開張約4センチメートル。 全身濃黄色で前ばね中央に褐色帯がある。 七月頃出現して灯火に飛来する。 幼虫はサクラ・クヌギなどを食害する毛虫で, 黒色の地に橙色の紋がある。 幼虫・成虫とも毒毛をもち, これに触れると激しいかゆみに襲われる。 日本全土と東アジアに分布。

蛇毒

⇒ じゃどく(蛇毒)

蛇毒

毒蛇の上顎(ウワアゴ)にある毒腺から分泌される毒物。 へび毒。

荼毒

〔「荼」は苦菜(ニガナ)の意〕 (1)害毒また, 害毒を与えること。 「社会を~するものだ/青年(鴎外)」 (2)いため苦しめること。 しいたげること。 「百姓(ヒヤクセイ)~して四海逆浪をなす/太平記 35」

鉱毒

鉱物の採掘・製錬の過程に出る廃棄物に含まれる毒物。 「~事件」 → 鉱害

毒気

(1)毒になる気体。 毒を含んだ気体。 (2)「どっけ(毒気)」に同じ。 <i>~を抜かれる</i> ⇒ どっけ(毒気)を抜かれる

毒気

⇒ どっけ(毒気)

毒気

〔「どくけ」とも〕 (1)毒となる成分。 毒を含んだ気。 どっき。 「~の多い植物」 (2)他人の気持ちを傷つけるような心。 悪意。 <i>~に当てられる</i> 相手の人を食ったような言動を目前にして唖然(アゼン)とする。 <i>~を抜かれる</i> 相手をやり込めようと勢い込んでいた人が, 予想外の出方をされたために気勢をそがれ, おとなしくなる。 どっきをぬかれる。

瘡毒

梅毒の異名。 かさ。