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選る

多くのものの中から選び出す。 えりぬく。 「精鋭を~・る」「えらび~・りたる上手/宇津保(吹上・下)」

濯ぐ

「ゆすぐ」の転。 「なに脚半を~・げか/滑稽本・膝栗毛(初)」

医する

(1)病気を治す。 いやす。 「富は吾が狂疾を~・すべき特効剤なりや/金色夜叉(紅葉)」 (2)疲れ・渇き・飢えなどをなくする。 いやす。 「渇を~・する/緑簑談(南翠)」

委する

(1)任せる。 ゆだねる。 「漫に一小俗吏の手に~・し/社会百面相(魯庵)」 (2)ほうっておく。 「泥土に~・する」

寓する

(1)かりずまいをする。 仮寓する。 寄寓する。 「二年あまり~・せる邸内/自然と人生(蘆花)」 (2)それとなく他のものにかこつけて言う。 たとえて言う。 「女は肯定の辞に, 否定の調子を~・する霊腕を有してゐる/虞美人草(漱石)」

遇する

人をもてなす。 待遇する。 扱う。 「客を丁重に~・する」

擽る

(1)皮膚に軽い刺激をあたえて, じっとしていられなかったり, 笑い出したりする感覚をおこさせる。 こそぐる。 「足の裏を~・る」 (2)人を笑わせようとして, 滑稽なことをしたり, 言ったりする。 「下卑(ゲビ)た話で盛んに客を~・る」 (3)人の心を軽く刺激していい気持ちにさせる。 「相手の自尊心を~・る」

ぐすぐす

(副) (「と」を伴っても用いる) (1)鼻を鳴らす音を表す語。 「鼻を~(と)いわせる」 (2)静かに物のすれ合う音を表す語。 ごそごそ。 「はだかで~とはいりさまに/浮世草子・一代男 3」

出車

女房たちが出衣(イダシギヌ)をして乗っている牛車(ギツシヤ)。 「むかへの~十二, 本所の人々乗せてなむありける/源氏(宿木)」

濯ぐ

〔古くは「すすく」と清音〕 (1)水で洗って汚れを落とす。 洗剤などで洗った後, 水で洗う。 《濯》「水をかえて~・ぐ」「足を~・きて導かむと欲ふ/霊異記(下訓注)」 (2)汚名・恥などのつぐないをする。 恨みをはらす。 《雪》「汚名を~・ぐ」「爾(ナンジ)が為に恨(ウラミ)を~・がん/こがね丸(小波)」 (3)けがれを清める。 「この世の濁りを~・ぎ給はざらむ/源氏(朝顔)」 ‖可能‖ すすげる

雪ぐ

〔古くは「すすく」と清音〕 (1)水で洗って汚れを落とす。 洗剤などで洗った後, 水で洗う。 《濯》「水をかえて~・ぐ」「足を~・きて導かむと欲ふ/霊異記(下訓注)」 (2)汚名・恥などのつぐないをする。 恨みをはらす。 《雪》「汚名を~・ぐ」「爾(ナンジ)が為に恨(ウラミ)を~・がん/こがね丸(小波)」 (3)けがれを清める。 「この世の濁りを~・ぎ給はざらむ/源氏(朝顔)」 ‖可能‖ すすげる

漱ぐ

〔「濯(スス)ぐ」と同源〕 水を含んで口の中を洗う。 うがいをする。 「口を~・ぐ」 ‖可能‖ すすげる

印する

※一※(他動詞) (1)印を押す。 印刷する。 「此書は~・するに四号活字を以てせり/即興詩人(鴎外)」 (2)跡を残す。 しるす。 「全国各地に足跡を~・する」 (3)光・影などを物の上になげかける。 また心にある印象を与える。 「人の鬼怪を信ずるや幼より其心に~・す/明六雑誌25」 ※二※(自動詞) (1)しるしが残る。 跡がつく。 「馬車の轍(ワダチ)の跡は深く軟かい路に~・して/春潮(花袋)」 (2)光や影が物の上にあらわれる。 「二人の影が明白(ハツキリ)と地上に~・する/忘れえぬ人々(独歩)」

刑する

刑罰を加える。 刑に処する。 特に, 死刑にする。

慨する

なげき, うれえる。 慨嘆する。 「再挙の成らざるを~・し, 孤灯の下憤然として自刎(ジフン)せし/続千山万水(乙羽)」

征する

意に従わない者を攻め撃つ。 征伐する。 「敵を~・する」

銘する

金石などに刻みつける。 書きつける。 銘ずる。

瞑する

(1)目を閉じる。 眠る。 「それも目を~・して断行せよと/福翁百余話(諭吉)」 (2)安らかに死ぬ。 「もって~・すべし」

淫する

〔古くは「いんず」とも〕 (1)度をすごして物事に熱中する。 耽溺する。 おぼれる。 「酒色に~・する」「賭博に~・する」「書に~・する」 (2)みだらなことをする。 性行為をする。

呈する

(1)差し出す。 また, 贈る。 「疑問を~・する」「自著を記念に~・する」 (2)ある状態をあらわす。 しめす。 「黒褐色を~・する」