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直る

(1)正常な状態になる。 もとのよい状態に戻る。 (ア)修理・修繕されて機能を回復する。 「故障が~・る」(イ)誤りが訂正される。 「誤植が~・る」(ウ)よくない状態が改まる。 「悪い癖が~・らない」「運もやうやく~・りしにや/当世書生気質(逍遥)」(エ)そこなわれていたものが回復する。 「機嫌が~・る」「今日は日の気色も~・れり/源氏(帚木)」(オ)罪が許される。 「事~・りて京に上りて/千載(雑中詞)」 (2)人や物がしかるべき地位・場所におさまる。 (ア)席に着く。 すわる。 「座に~・る」「急ぎ本堂へ~・りますると/怪談牡丹灯籠(円朝)」(イ)妾(メカケ)などが正妻になる。 また, 人のあとを継いでその地位を占める。 「姉威能(イノ)の跡に~・る五百(イオ)だからと云ふので/渋江抽斎(鴎外)」(ウ)一段階上の席に移る。 「(劇場で)一等席に~・る」 (3)もとの姿勢に戻る。 → なおれ(感) (4)「死ぬ」の忌み詞。 [延喜式(斎宮寮)] 〔「直す」に対する自動詞〕

治る

〔「直(ナオ)る」と同源〕 病気やけががよくなって, もとの健康な状態に戻る。 「風邪が~・る」「けがが~・る」「身など~・りもてゆく/蜻蛉(上)」

手折る

〔「た」は「て」の母音交替形〕 (1)花や枝などを, 手で折り取る。 「紅葉を~・る」「草~・り柴取り敷きて/万葉 886」 (2)(比喩的に)若い女を自分のものにする。

倒る

⇒ たおれる

御昼成る

〔女房詞〕 おめざめになる。 お起きになる。 おひんなる。 「暁, ~・りて御聴聞/御湯殿上(永禄三)」

撓る

花や葉などの重みで枝がたわむ。 「春へには花咲き~・り/万葉 923」

折る

(1)紙・布など平面状・線状のものを鋭く曲げる。 また, 曲げて重ねる。 「端を直角に~・る」「千代紙で鶴を~・る」 (2)固い, 線状・棒状のものを曲げて切り離す。 「木の枝を~・る」「足の骨を~・る」 (3)(自分の体を)深く曲げる。 「膝(ヒザ)を~・る」「腰を~・る」 (4)それまでの強い気持ちや態度をかえる。 「我(ガ)を~・る」「節(セツ)を~・る」 (5)(波などが)幾重にも重なる。 自動詞的に用いる。 「白波の八重~・るが上に/万葉 1168」 ‖可能‖ おれる ︱慣用︱ 話の腰を~・筆を~・ペンを~

降る

⇒ おりる

織る

(1)経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸を一定の規則で交差させ布を作る。 「機(ハタ)を~・る」「帯を~・る」 (2)藺(イ)・竹・わらなどを縦横に組んで布状のものを作る。 「筵(ムシロ)を~・る」 (3)いろいろなものを組み合わせ, 一つのものを作り上げる。 「物語を~・る」 ‖可能‖ おれる

下る

⇒ おりる

御昼成る

「おひんなる」に同じ。 「旦那様, ~・つてでござりますか/人情本・玉襷」

大蒜

ニンニクの古名。 [新撰字鏡]

大治

愛知県北西部, 海部(アマ)郡の町。 馬島流眼科の発生地で, 明眼(ミヨウゲン)院がある。 扇骨を特産。

薫る

(1)いいにおいがする。 香気をはなつ。 「バラの花が~・る」「風~・る五月」 (2)煙・霞・霧などがただよう。 「塩気のみ~・れる国に/万葉 162」 (3)顔などが, つややかに美しく見える。 「つらつき, まみの~・れる程などいへば更なり/源氏(薄雲)」

香る

(1)いいにおいがする。 香気をはなつ。 「バラの花が~・る」「風~・る五月」 (2)煙・霞・霧などがただよう。 「塩気のみ~・れる国に/万葉 162」 (3)顔などが, つややかに美しく見える。 「つらつき, まみの~・れる程などいへば更なり/源氏(薄雲)」

遅る

⇒ おくれる

後る

⇒ おくれる

融

能の一。 世阿弥作。 五番目物。 古名「塩竈(シオガマ)」。 旅の僧が六条河原の院の廃墟で休んでいると, 汐汲みの老人が現れ, ここは源融(ミナモトノトオル)が奥州塩竈の地を模して作った庭であると語り, 景色を賞し, 古事を語って消え失せる。 僧がまどろむと, 夢に融大臣が現れて舞い, 夜明けとともに消える。

融

⇒ 源融

贈る

〔「送る」と同源〕 (1)人に感謝・愛情・支援などの気持ちを表すために金品を与えたり, 行動に表したりする。 「誕生日に花束を~・る」「記念品を~・る」「感謝の言葉を~・る」 (2)称号や位階を与える。 「名誉法学博士の称号を~・られる」「勲三等を~・る」 (3)死後, 官位や名を与える。 「三位の位~・り給ふよし/源氏(桐壺)」 ‖可能‖ おくれる