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外寄る

〔末にはずれるの意〕 後世風になる。 現代に近くなる。 「妙にをかしき事は, ~・りてこそ, 書き出づる人人ありけれど/源氏(梅枝)」

択る

〔「える(選)」の転〕 多くのものの中から, 選び出す。 える。 「傷のないりんごを~・る」「気に適(イ)つたのを~・つて御覧な/魔風恋風(天外)」「悪イノヲ~・ッテ捨テル/ヘボン」 ‖可能‖ よれる 選りに選(ヨ)って ⇒ よりによって(独立項目)

夜

日没から日の出までの時間。 太陽が沈んで, あたりが暗くなっている間。 夜間。 よ。 ⇔ 昼 <i>~の御殿(オトド)</i> (1)清涼殿の中にある天皇の寝所。 夜のおまし。 → 清涼殿 (2)中宮や東宮の寝所。 また, 貴人の寝所。 <i>~の御座(オマシ)</i> 「夜の御殿(オトド){(1)}」に同じ。 <i>~の衣(コロモ)を返・す</i> 夜着を裏返しに着る。 こうして寝ると思う人を夢に見ると考えられていた。 「いとせめて恋しき時はむばたまの~・してぞきる/古今(恋二)」 <i>~の底(ソコ)</i> 深い闇(ヤミ)をいう語。 <i>~の殿(トノ)</i> 狐の異名。 「是れ~, 我はみじんも巧まぬ/浄瑠璃・天鼓」 <i>~の帳(トバリ)が下りる</i> 〔夜の暗くなるさまを, 帳(=たれぎぬ)が下りたことにたとえていう〕 夜になる。 <i>~の錦(ニシキ)</i> 〔美しい錦も夜はその美しさが目立たないことから〕 そのかいがないこと。 闇夜の錦。 「見る人もなくて散りぬる奥山のもみぢは~なりけり/古今(秋下)」 <i>~を昼にな・す</i> 夜昼の区別なく行う。 昼夜兼行で行う。 夜を日に継ぐ。 「~・してとらしめ給ふ/竹取」

寄る

(1)ある場所や人に近づく。 「近くに~・ってよく見てご覧なさい」「ストーブのそばに~・る」 (2)現在の場所から離れて, ある地点・方向に近づく。 比喩的にも用いる。 「もっと右側に~・りなさい」「駅から少し東に~・った所に市役所がある」 (3)ひとところに集まる。 「三人~・れば文殊の知恵」「~・り集まる」 (4)ある地点へ向かう途中で, 他の場所を訪れる。 立ち寄る。 「銀行へ~・ってからデパートへ行く」 (5)(「年が寄る」などの形で)高齢になる。 「名選手も~・る年波には勝てなかったようだ」 (6)(「しわが寄る」の形で)しわができる。 「目尻にしわが~・る」 (7)相撲で, 相手のまわしを持って相手を後退させる。 「一気に, 土俵ぎわまで~・る」 (8)(「凭る」「倚る」とも書く)自分の体をある物にもたせかける。 「壁に~・りかかる」「脇息に~・りおはす/源氏(帚木)」 (9)商品・株式などの相場で, 売り手と買い手の値段が折りあって, 売買が成り立つ。 「〇〇電気, 一二〇〇円で~・りました」 (10)ある人に気持ちが引かれる。 なびく。 また, ある人の意のままになる。 「心は妹(イモ)に~・りにしものを/万葉 3757」 (11)(「頼る」とも書く)あてにして頼る。 「舟流したる心地して~・らむ方なく悲しきに/古今(雑体)」 (12)味方となる。 「あなたに~・りて, ことさらに負けさせむとしけるを/枕草子 143」 (13)神霊・物の怪(ケ)などがとり付く。 乗り移る。 「病付きて…遂に失せにけり。 其の女の~・りたるにやとぞ/今昔 31」 (14)社寺に寄進する。 「かかる所に庄など~・りぬれば, 別当なにくれなどいできて/宇治拾遺 8」 〔「寄せる」に対する自動詞〕 ‖可能‖ よれる 寄ってたかって 大勢寄り集まって。 「~いじめる」 寄らば大樹(タイジユ)の陰(カゲ) 頼るのなら勢力の大きなものに頼るべきだということのたとえ。 立ち寄らば大木(オオキ)の陰。 寄ると触(サワ)ると いっしょに寄り集まるとすぐに。 機会さえあれば。 「~うわさ話ばかりしている」

揺る

ゆれる。 「地震(ナイ)が~・り来ば破れむ柴垣/日本書紀(武烈)」

選る

〔「える(選)」の転〕 多くのものの中から, 選び出す。 える。 「傷のないりんごを~・る」「気に適(イ)つたのを~・つて御覧な/魔風恋風(天外)」「悪イノヲ~・ッテ捨テル/ヘボン」 ‖可能‖ よれる 選りに選(ヨ)って ⇒ よりによって(独立項目)

とされる

(連語) 〔格助詞「と」, 動詞「する」の未然形「さ」に, 受け身の意の助動詞「れる」の付いたもの〕 ⇒ とする(連語)(2)

故郷

文部省唱歌。 高野辰之の詩に岡野貞一が作曲。 1914年(大正3)刊の「尋常小学唱歌(六)」に発表。 「兎追いしかの山小鮒釣しかの川…」

故郷

(1)生まれ育った土地。 故郷(コキヨウ)。 「~の山川」「第二の~」 (2)(比喩的に)精神的なよりどころ。 「心の~」 (3)古びて荒れた里。 かつて都や離宮のあったところをいう。 古跡。 古都。 「~となりにし奈良の都にも/古今(春下)」 (4)かつて住んだり, 訪れたりしたことのある土地。 古くからなじんでいる里。 「人はいさ心も知らず~は花ぞむかしの香ににほひける/古今(春上)」 (5)自宅。 我が家。 宮仕え先や旅先に対していう。 「おのおの~に心細げなる言伝てすべかめり/源氏(明石)」

古里

(1)生まれ育った土地。 故郷(コキヨウ)。 「~の山川」「第二の~」 (2)(比喩的に)精神的なよりどころ。 「心の~」 (3)古びて荒れた里。 かつて都や離宮のあったところをいう。 古跡。 古都。 「~となりにし奈良の都にも/古今(春下)」 (4)かつて住んだり, 訪れたりしたことのある土地。 古くからなじんでいる里。 「人はいさ心も知らず~は花ぞむかしの香ににほひける/古今(春上)」 (5)自宅。 我が家。 宮仕え先や旅先に対していう。 「おのおの~に心細げなる言伝てすべかめり/源氏(明石)」

故里

(1)生まれ育った土地。 故郷(コキヨウ)。 「~の山川」「第二の~」 (2)(比喩的に)精神的なよりどころ。 「心の~」 (3)古びて荒れた里。 かつて都や離宮のあったところをいう。 古跡。 古都。 「~となりにし奈良の都にも/古今(春下)」 (4)かつて住んだり, 訪れたりしたことのある土地。 古くからなじんでいる里。 「人はいさ心も知らず~は花ぞむかしの香ににほひける/古今(春上)」 (5)自宅。 我が家。 宮仕え先や旅先に対していう。 「おのおの~に心細げなる言伝てすべかめり/源氏(明石)」

善さ

いいこと。 いい程度。 「人柄の~」

良さ

いいこと。 いい程度。 「人柄の~」

与謝

姓氏の一。

夜さ

よる。 よ。 夜さり。 「~来いといふ字を, 金紗で縫はせ/浄瑠璃・五十年忌(下)」

小夜

〔「さ」は接頭語〕 夜(ヨル)。 「~曲」「~千鳥」

時

〔「しだ」の転〕 機会。 時期。 盛時。 「左太の浦のこの~過ぎて後恋ひむかも/万葉2732」 → さだ過ぐ

樋

「とい(樋)」の転。

然る

〔動詞「然(サ)り」の連体形から〕 場所・人を漠然とさし示し, また物事を漠然と表現する時に用いる。 (1)ある。 とある。 「~方面よりの要請」「~人の御落胤」「~所に」 (2)相当な。 しかるべき。 「別当入道~人にて/徒然 231」 (3)そのような。 そんな。 「~さがなきえびす心を見ては, いかがはせむは/伊勢 15」 → さるもの(連語) → さるかた(連語)

猿

(1)霊長目に属する人類以外の動物の総称。 顔に毛が少なく, 手の指が発達し, すぐれた知能をもつ。 狭義にはニホンザルをさす。 古くから, 神聖視され, 馬の守護神とされた。 ましら。 (2)小利口な者をののしっていう語。 「~まね」「~知恵」 (3)戸の框(カマチ)や桟に取り付ける木片あるいは金物で, 敷居や鴨居(カモイ)・柱などの穴にさしこみ, 戸締まりをする仕掛け。 (4)炉の自在鉤(カギ)の高さを調節する仕掛け。 (5)江戸時代, 風呂屋にいた遊女。 湯女(ユナ)の異称。 <i>~に烏帽子(エボシ)</i> 人柄に相応しない服装や言動をたとえていう語。 <i>~の尻(シリ)笑い</i> 自分のことを省みずに, 他人の欠点をあざわらうことのたとえ。 <i>~も木から落ちる</i> 木登りの上手なはずの猿も, 時には失敗して落ちる意。 その道に長じた者も, 時には失敗することがあるというたとえ。 弘法(コウボウ)も筆の誤り。 上手の手から水が漏れる。