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全い

〔「またい」の転〕 (1)完全である。 欠けた点がない。 「~・い姿」「アクセツソリーなるものを無視しては美術の効果を~・からしむる事は出来ない/あめりか物語(荷風)」 (2)安全である。 無事である。 → まったき 全くする 「まっとうする」に同じ。 「陰徳を施して寿命を~した話/怪談牡丹灯籠(円朝)」

唯今

〔「ただいま」の転〕 (1)ほんのいましがた。 「今」といってもいいくらいの時に。 「~お帰りになりました」 (2)いますぐ。 「~ここから消え失せろ」

円い

〔「まろし」の転。 中世以降の語〕 (1)まるの形である。 (ア)円形である。 「~・いテーブル」「紙を~・く切る」「目を~・くする」(イ)球形である。 「~・いボール」「地球は~・い」(ウ)輪形である。 「土星の~・い輪」 (2)曲線になっている。 かどばっていない。 「板のかどを~・くけずる」「~・い肩」 (3)おだやかだ。 かどかどしくない。 円満だ。 「その場を~・くおさめる」「~・い人柄」 ﹛派生﹜~さ(名)~み(名) 丸い卵も切りようで四角 円満におさまるはずのことも, 扱い方によっては角が立つことのたとえ。 「~, ものも言いようで角(カド)が立つ」 丸くとも一角(ヒトカド)あれ 人間は円満だけでは十分とはいえず, しっかりした一面も必要である。 丸くな・る 性格のかどがとれて円満になる。

丸い

〔「まろし」の転。 中世以降の語〕 (1)まるの形である。 (ア)円形である。 「~・いテーブル」「紙を~・く切る」「目を~・くする」(イ)球形である。 「~・いボール」「地球は~・い」(ウ)輪形である。 「土星の~・い輪」 (2)曲線になっている。 かどばっていない。 「板のかどを~・くけずる」「~・い肩」 (3)おだやかだ。 かどかどしくない。 円満だ。 「その場を~・くおさめる」「~・い人柄」 ﹛派生﹜~さ(名)~み(名) 丸い卵も切りようで四角 円満におさまるはずのことも, 扱い方によっては角が立つことのたとえ。 「~, ものも言いようで角(カド)が立つ」 丸くとも一角(ヒトカド)あれ 人間は円満だけでは十分とはいえず, しっかりした一面も必要である。 丸くな・る 性格のかどがとれて円満になる。

溜まる

(1)水などが流れ去らないでそこにとどまる。 「窪地に雨水が~・る」 (2)ものが集まってかなりの量になる。 積もる。 「ほこりが~・る」「借金が~・る」「仕事が~・る」「あわ雪の~・ればかてに砕けつつ/古今(恋一)」 (3)〔「貯まる」とも書く〕 金の蓄えが増える。 「一年でこれだけ~・った」 〔「ためる」に対する自動詞〕

堪る

〔「溜まる」と同源〕 多く打ち消しの語や反語の言い方を伴って用いる。 (1)保ちつづける。 持ちこたえる。 「毎日歩きづめではどんな靴でも~・らない」 → たまらない(連語) (2)こらえる。 がまんできる。 「この暑さは~・ったもんじゃない」 → たまらない(連語) (3)雨や風がそこでさえぎられる。 とまる。 「すだれ絶え, 閨(ネヤ)あらはれて, 雨風~・るやうもなし/平家(灌頂)」 (4)ある状態で一旦停止する。 「しばらく弓~・つて(=引キシボッテ)…伊藤六が真中に押当てて放ちたり/保元(中)」「投げ上げたれば一たまりも~・らずころころと転び落ち/義経記 3」 ︱慣用︱ 矢も盾もたまらない

奉る

〔「たてまつる」の転〕 (1)献上する。 さしあげる。 「ただ一つある鏡を~・る/土左」 (2)(補助動詞) 他の動詞の連用形に付いて, その動作の対象を敬う謙譲表現をつくる。 …申しあげる。 「おもてはげまして人の見~・るべくあらば/宇津保(藤原君)」

当麻

〔古くは「たぎま」〕 (1)奈良県北葛城郡の町。 上代, 難波と明日香(飛鳥)を結ぶ竹内街道沿いの要地。 相撲の始祖当麻蹴速(ケハヤ)の塚や当麻寺がある。 (2)「たえま(当麻)」に同じ。

対馬

(1)将棋で, 平手(ヒラテ)のこと。 (2)将棋の力が同じ程度であること。

全い

(1)完全である。 欠けていない。 「築土(ツイヒジ)なども~・からず/枕草子 178」 (2)命や体に別状がない。 無事である。 「命の~・けむ人は/古事記(中)」 (3)性格が素直, 円満である。 「~・い顔してつとめる狼あり/洒落本・浪花色八卦」 (4)正直で律儀である。 また, ばか正直である。 「人に侮らるる物…余り~・き人/仮名草子・犬枕」 → まったい

大麻

(1)アサの葉や花穂を乾燥したもの。 また, その樹脂。 喫煙すると開放感などの精神作用を生ずる。 日本では大麻取締法により栽培や所持・譲渡が規制されている。 マリファナ。 ハッシッシ。 ハシッシュ。 (2)アサ{(1)}の漢名。 (3)伊勢神宮で頒布される神符。 (4)幣(ヌサ)を敬っていう語。 おおぬさ。

暖まる

「あたたまる」に同じ。 「よく~・ってから出なさい」

温まる

「あたたまる」に同じ。 「よく~・ってから出なさい」

待った

(1)碁・将棋・相撲などで, 相手が仕掛けてきた手や立ち合いを待ってもらうこと。 また, その時に発する語。 「~をかける」「~がはいる」 (2)転じて, 進行中の動きを止めること。 「発表に~がかかった」

又

〔「また(又)」の転〕 「また」を強めていう語。 さらに加えて。 「味方残らず討死, ~主君知盛も大勢に取りまかれ/浄瑠璃・千本桜」

丸丸

※一※ (名) (1)(「〇〇」と書く)はっきり示すことを避けるときに使う符号。 「さしさわりがあるから, ~としておこう」 (2)二重の圏点。 二重丸。 ※二※ (副) (1) いかにも丸いさま。 よく太っているさま。 「~(と)太った赤ちゃん」「~(と)した体つき」 (2) 全体に及ぶさま。 完全なさま。 「~一週間の休み」「~損をする」

舞舞

※一※ (名) (1)幸若舞(コウワカマイ)のこと。 また, 江戸時代, 幸若舞の大道芸人化したもの。 扇拍子だけで舞った。 一説に, 二人で舞うところから, この名があるという。 (2)ミズスマシの異名。 ﹝季﹞夏。 (3)カタツムリの異名。 ※二※ (副) くるくる回るさま。 また, うろうろするさま。 「其様(ソンナ)に~すると転(コロ)ぶぞ/錦木(春葉)」「此辺に~と狼狽(ウロタ)へて居てよいものか/浄瑠璃・夏祭」

毎毎

そのたびごと。 いつも。 「~御噂を致して居ります/吾輩は猫である(漱石)」

偶偶

(1)偶然。 ちょうどその時。 「~来合わせていた」「~目撃者となる」 (2)まれに。 時おり。 「~しか会えぬ」「~の逢瀬」

偶

(1)偶然。 ちょうどその時。 「~来合わせていた」「~目撃者となる」 (2)まれに。 時おり。 「~しか会えぬ」「~の逢瀬」