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わらわら

(副) (1)散り乱れるさま。 ばらばら。 「紙ぎぬのきたなきが, ~とやれたるが上に/平家(六末・延慶本)」 (2)「わららか」に同じ。 「~と思ふ事なげなる御けしきに/苔の衣」

汝等

(1)二人称。 同等以下の複数の相手に対して用いる。 お前ら。 お前たち。 「九平太様には金がたんとあるによつて, 其の金で~が頬(ツラ)をはり回すのぢや/浄瑠璃・関取千両幟」 (2)一人称。 単数にも複数にも用いる。 「上がり場で~同士色事の噂も其のいきぢは一つなり/洒落本・浪花色八卦」

妾

〔「わらわ(童)」と同源〕 一人称。 女性が自らをへりくだっていう語。 近世では, 特に武家の女性が用いた。 わたし。 「~を一人召しおかれなば/平家 1」

童

(1)三歳くらいから元服前の子供。 童児。 「老人(オイヒト)も女(オミナ)~も/万葉 4094」 (2)子供の髪形の一。 束ねないで垂らしたもの。 「解き乱り~になしみ/万葉 3791」 (3)貴族の家や寺社などで, 雑事に使われた子供。 「~の法師にならんとする名残りとて/徒然 53」 (4)「五節(ゴセチ)の童女(ワラワ)」に同じ。 「大嘗会の御禊に物見ける所に~の侍りけるを見て/拾遺(恋一詞)」

蕨

〔女房詞〕 ワラビ。 [御湯殿上(文明一八)]

藁

(1)稲・麦などの茎をかわかしたもの。 「~製品」 (2)〔分娩のとき床に敷いたことから〕 産褥(サンジヨク)。 「~の中から養ひ/浄瑠璃・生玉心中(上)」 <i>~が出る</i> 〔綿の代わりに入れた藁が表れ出ることから〕 隠していたことがばれる。 「いへばいふ程~出て見ぐるしし/浄瑠璃・当麻中将姫」 <i>~で束(タバ)ねても男は男</i> 髪を藁で結ぶような貧しい者でも, 男には男としての価値がある。 <i>~にもすがる</i> せっぱつまったときには, 頼りにならないものまでも頼りにしたくなることのたとえ。 <i>~を焚(タ)・く</i> (1)そそのかす。 焚きつける。 入れ知恵をする。 「梅川に~・き, あちらへやらうといふことか/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」 (2)悪口をいう。 中傷する。 「客の手前よしなに申しなし, 藁たく人あれば, 身にかへて/浮世草子・禁短気」

侍童

貴人のそばにつき添っている少年。 「をかしげなる~の, 姿このましう/源氏(夕顔)」

童女

少女。 めのわらわ。 「ある所の~, 五節見に南殿にさぶらひて/後撰(雑二詞)」

小童

小さな子供。 こわらわべ。 「かしこに~あり/方丈記」

度会

姓氏の一。 伊勢外宮の禰宜家。 伊勢国渡会郡より起こる。

度会

三重県伊勢市を中心とした地域の旧地名。 古くから伊勢神宮の神郡(カミゴオリ)であった。 1871年(明治4)に度会県となり, 76年に三重県に合併。

渡らひ

生活のための仕事。 生業。 また, 生活。 「年頃~などもいとわろくなりて/大和 148」

磐座

〔「いわ」は堅固の意〕 神の御座所。 自然の巨石をさす場合が多い。 「皇孫, 乃ち天の~を離(オシハナ)ち/日本書紀(神代下訓注)」 → 依(ヨ)り代 → 磐境

岩座

〔「いわ」は堅固の意〕 神の御座所。 自然の巨石をさす場合が多い。 「皇孫, 乃ち天の~を離(オシハナ)ち/日本書紀(神代下訓注)」 → 依(ヨ)り代 → 磐境

煩い

(1)病気。 《患》「長の~」 (2)心を悩ませること。 心配の種。 苦労。 「妻と云ふ~を有するに/渋江抽斎(鴎外)」

患い

(1)病気。 《患》「長の~」 (2)心を悩ませること。 心配の種。 苦労。 「妻と云ふ~を有するに/渋江抽斎(鴎外)」

渡会

三重県伊勢市を中心とした地域の旧地名。 古くから伊勢神宮の神郡(カミゴオリ)であった。 1871年(明治4)に度会県となり, 76年に三重県に合併。

煩わしい

〔動詞「煩う」の形容詞化〕 (1)心を悩ますことが多くて, 気が重い。 うんざりする。 「~・い人間関係」 (2)複雑でめんどうくさい。 煩雑である。 「~・い手続きを簡素化する」 (3)気がおける。 けむたい。 「びんなくおぼしめすにやと~・しう思ひて/源氏(薄雲)」 (4)体の具合が悪い。 「~・しくなりて, 目・眉(マユ)・額なども腫れまどひて/徒然 42」 ﹛派生﹜~が・る(動ラ五[四])~げ(形動)~さ(名)

小童

(1)小さい子供。 (2)平安時代, 宮中で走り使いの用を足した子供。 内豎(ナイジユ)。

俵

藁(ワラ)やカヤなどを編んで作った袋。 穀物, 炭などを入れる。 普通, 米俵をいう。 「~に詰める」 <i>~を割・る</i> 相撲で, 相手に攻められて土俵の外へ出される。