〔「そうろう(候)」の転〕
多く補助動詞として用いられ, 話し手の表現に丁寧の意を添える。 です。 ます。
「さしあたる父母の御わかれ, いかでかをしからで〈そろ〉べき/曾我 1」「世上がゆかしくは御成り〈そろは〉んずらん/中華若木詩抄」
〔活用は「そろは(そろ)・そろ・そろ・そろ・そろへ・そろへ」〕
<i>~べく候(ソロ)</i>
(1)「そうろう(候)」に同じ。 女性の手紙文に用いられる。
「もしもの折は必々さもしい者の手にかからず, 清い御最期~/浄瑠璃・寿の門松」
(2)〔手紙にいいかげんに書きなぐっても, 読む人が適当に判断するところから〕
物事をなりゆきに任せて, いいかげんにすること。 おざなり。
「どうなりとも~にやらしやんせ/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(上)」