〔動詞「装(ヨソ)う」の連用形から〕
※一※ (名)
(1)取りそろえること。 したく。 準備。
「舟, ~を設けて待ち侍りしに/源氏(明石)」
(2)服装。 装束。 特に, ととのった服装。 よそおい。
「唐めいたる~は, うるはしうこそありけめ/源氏(桐壺)」
(3)かざり。 装飾。
「えさらず取り使ひ給ふべき物ども, ことさら~もなく/源氏(須磨)」
(4)富士谷成章の用いた文法用語。 現在の用言にあたる。
→ 名
→ 挿頭
→ 脚結
※二※ (接尾)
助数詞。
(1)衣服・調度などそろっているものを数えるのに用いる。 そろい。
「舞人, 女の装束(ソウゾク)一~づつ賜ふ/宇津保(春日詣)」
(2)器に盛った飲食物を数えるのに用いる。
「けさも粥を中蓋(チユウガサ)に三~/浄瑠璃・宵庚申(中)」