〔字音「せん」の「ん」を「に」と表記したもの〕
(1)四角い穴のある円形の金属貨幣。 金・銀・銅などで作る。 日本では和同開珎(カイチン)が最初。 鵝眼(ガガン)。 鵝目。 鳥目(チヨウモク)。
(2)江戸時代, 銅・鉄製の貨幣。 金・銀製の貨幣に対していう。
(3)貨幣一般の俗称。 かね。 金銭。
「~勘定」
(4)家紋の一。 銭の形を図案化したもの。 真田六文銭など。
<i>~を買・う</i>
金銀貨を銭に両替する。
「川端で左衛門一分が~・ひ/柳多留拾遺」
<i>~をつ・く</i>
銭を差し出す。 銭を支払う。
「扱ひになりしやら, ~・いたもたしかに見た/浄瑠璃・五十年忌(上)」