(1)焚(タ)いてその匂いを賞するもの。 香木と, 種々の香木・香料を粉末にして練り合わせた練り香とがある。 沈香(ジンコウ)・伽羅(キヤラ)・白檀(ビヤクダン)・麝香(ジヤコウ)など。
(2)仏前で焚く香料。
(3)「香道(コウドウ)」「香合わせ」の略。
(4)〔仏〕
〔梵 gandha〕
六境の一。 鼻で感じる対象。
(5)「香色(コウイロ)」の略。
「~のうすものの二藍の御直衣/枕草子 35」
(6)味噌の異名。 [日葡]
(7)襲(カサネ)の色目の名。 表は濃い香色, 裏は紅。
(8)織り色の名。 経(タテ)は濃い香色, 緯(ヨコ)は白。
<i>~を聞・く</i>
香を焚(タ)いて, そのかおりをかぐ。 また, そのかおりから香をかぎ分ける。
<i>~を闘わ・す</i>
各自が持ち寄った香を焚(タ)いて, その優劣を競いあう。