去年、カタールで行われたワールドカップで大会MVP=最優秀選手を受賞し、アルゼンチン代表を優勝に導いた35歳のメッシ選手は、クラブでは育成年代からスペインのバルセロナでプレーして数々のタイトルを獲得したあと、おととしからはフランス1部リーグのパリサンジェルマンでプレーしていました。
今月4日、パリサンジェルマンはメッシ選手が今シーズン限りで退団すると発表し、バルセロナへの復帰や中東のサウジアラビアへの移籍など去就が注目されていましたが、ESPNなどアメリカの複数のメディアは7日、メッシ選手がメジャーリーグサッカーのインテル・マイアミに加入することになったと伝えました。
また、スペインのメディアはメッシ選手本人が「自分と家族のことを考えて決断した」とインタビューで明らかにしたことを伝えています。
インテル・マイアミは2020年にメジャーリーグサッカーに加わったクラブで、アメリカ南部のフロリダ州マイアミを本拠地にしていて、元イングランド代表のデビッド・ベッカムさんが共同オーナーを務めていることでも知られています。
リーグを運営するメジャーリーグサッカーは異例の声明を発表し「リオネル・メッシがこの夏、インテル・マイアミとメジャーリーグサッカーに加わる意向を表明したことをうれしく思う。正式な合意をまとめる作業はまだ残っているが、史上最も偉大なサッカー選手の1人をリーグに迎えることを楽しみにしている」とコメントしています。