Actualités japonaises: 西・東日本太平洋側 9日にかけ大雨のおそれ土砂災害など警戒

西にし・東日本ひがしにっぽん太平洋たいへいよう側がわ 9日にちにかけ大雨おおあめのおそれ土砂どしゃ災害さいがいなど警戒けいかい

Jun 8, 2023 16:06

Furigana

西日本にしにほんと東日本ひがしにっぽんの太平洋たいへいよう側がわでは、前線ぜんせんや低てい気圧きあつの影響えいきょうで9日にちにかけて局地きょくち的てきに非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふり、大雨おおあめとなるおそれがあります。

先週せんしゅう末まつの記録きろく的てきな大雨おおあめで被害ひがいを受うけた地域ちいきでも、再ふたたび雨あめが強つよまる見込みこみで、土砂どしゃ災害さいがいなどに警戒けいかいが必要ひつようです。

九州きゅうしゅうでは局地きょくち的てきに雨雲あまぐもが発達はったつ

気象庁きしょうちょうによりますと、梅雨つゆ前線ぜんせんが北上ほくじょうしている影響えいきょうで西日本にしにほんの広ひろい範囲はんいや東海とうかい、北陸ほくりくなどで雨あめが降ふり、九州きゅうしゅうでは局地きょくち的てきに雨雲あまぐもが発達はったつしています。

鹿児島かごしま県けんの枕崎まくらざき市しでは、午後ごご1時じすぎまでの1時間じかんに74ミリの非常ひじょうに激はげしい雨あめが降おりました。

関東かんとう甲信こうしんではこの先さき、前線ぜんせんや低てい気圧きあつの影響えいきょうで雨あめや曇くもりの日ひが続つづくと見込みこまれ、気象庁きしょうちょうは8日にち午前ごぜん11時じ、「関東かんとう甲信こうしんが梅雨入つゆいりしたとみられる」と発表はっぴょうしました。

関東かんとう甲信こうしんの梅雨入つゆいりは、平年へいねんより1日にち、去年きょねんより2日にち遅おそくなりました。

日本にっぽんの南みなみにのびる前線ぜんせん上じょうの低てい気圧きあつが8日にち夜よるには四国しこく付近ふきんに進すすみ、暖あたたかく湿しめった空気くうきが流れ込ながれこむため前線ぜんせんの活動かつどうが活発かっぱつになる見込みこみです。

このため西日本にしにほんでは9日にちにかけて、東日本ひがしにっぽんの太平洋たいへいよう側がわでは、8日にち夜よる遅おそくから9日にちにかけて、局地きょくち的てきに雷かみなりを伴ともなって非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふり、大雨おおあめとなるおそれがあります。

9日にち昼ひるまでの24時間じかんに降ふる雨量うりょうは、

いずれも多おおいところで、

▽四国しこくと近畿きんきで200ミリ、

▽九州きゅうしゅう南部なんぶと東海とうかいで180ミリ、

▽奄美あまみと関東かんとう甲信こうしんで150ミリ、

▽伊豆いず諸島しょとうで120ミリ、

▽九州きゅうしゅう北部ほくぶで100ミリと予想よそうされています。

さらに10日にち昼ひるまでの24時間じかんには、九州きゅうしゅう南部なんぶと奄美あまみで50ミリから100ミリと予想よそうされています。

先週せんしゅう末まつの記録きろく的てきな大雨おおあめで被害ひがいを受うけた地域ちいきでも再ふたたび雨あめが強つよまる見込みこみで、ふだんより少すくない雨量うりょうでも土砂どしゃ災害さいがいの危険きけん度どが高たかまりやすくなるおそれがあります。

気象庁きしょうちょうは土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすいに警戒けいかいするよう呼よびかけています。

雨あめが強つよまる前まえに備そなえを進すすめるとともに、最新さいしんの気象きしょう情報じょうほうや自治体じちたいからの避難ひなんの情報じょうほうを確認かくにんするようにしてください。

一方いっぽう、台風たいふう3号ごうは午後ごご3時じにはフィリピンの東ひがしの海上かいじょうを北西ほくせいへ進すすんでいます。

9日にちには強つよい勢力せいりょくに発達はったつし、暴風ぼうふう域いきを伴ともないながら北きた寄よりに進すすむ見込みこみです。

来週らいしゅうはじめにも日本にっぽんに影響えいきょうが出でる可能かのう性せいがあり、気象庁きしょうちょうは今後こんごの進路しんろなどの情報じょうほうに注意ちゅういするよう呼よびかけています。