女子テニスの加藤未唯選手が、全仏オープン女子ダブルス3回戦で失格となったことについて、プロテニス選手協会は「不当で不公平だ」との声明を発表しました。
プロテニス選手協会は6日、「加藤未唯選手の全仏オープン失格に対する協会の反応について」と題した声明を発表し、失格の決定は「不当で不均衡で不公平なものだった。偶発的で攻撃性のない事象であることは明らかだ」と指摘しました。
そのうえで、加藤選手が剥奪(はくだつ)されたという賞金とランキングポイントについても、「返されるべきだ」と主張しました。
加藤選手は4日、全仏オープン女子ダブルス3回戦で、相手側のコートに返したボールがボールガールの後頭部に直撃し、危険行為とみなされて失格となり、波紋が広がっていました。